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WSL vs VirtualBox vs 実機PCパフォーマンス比較

「WSL」と「VirtualBox」と実機PCにインストールした「Ubuntu」のパフォーマンス比較が「Phoronix」で行われました。



ベンチマーク環境

以下の環境でベンチマークの測定が行われました。

環境 OS 備考
WSL Ubuntu 16.04.2 Build 16232
VirtualBox Ubuntu 16.04.2 ホストOSはWindows 10
実機PC Ubuntu 16.04.2
Ubuntu 17.04

CPUはハイエンド向けのCPUである「i9-7900X(10コア/20スレッド)」です。
ベンチマーク環境の詳細は、リンク先を参照してください。

ベンチマーク結果

ここでは「WSL」に焦点をあててベンチマーク結果を見てみます。

ディスクI/Oのパフォーマンス

ディスクI/Oのパフォーマンスは良くありません。


「SQLite v3.8.10.2」では、実機PCの「Ubuntu 16.04.2」と比較すると、10倍以上低い結果になっています。
ディスクI/Oのパフォーマンスに関しては、以前から「WSL」の課題となっています。

Linuxカーネルのビルドなど、頻繁にディスクにアクセスするベンチマークでは、総じて低い結果が出ています。

CPUのパフォーマンス

CPUのパフォーマンスに関しては、実機と遜色ない結果となっており、中には実機以上の結果を出しているベンチマーク結果もあります。

CPUの性能がそのまま生かされるケースが多く、マルチスレッドでもシングルスレッドでも良い結果が得られています。


ただし「AVX(SIMD拡張命令セット)」に関しては、「AVX」の検出に問題があるのか、十分なパフォーマンスが出ていません。


実機PCよりも高い性能を示す理由は、WindowsがうまくCPUを制御できている(UbuntuよりもCPU機能のサポート状況が良い)点が挙げられます。


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