WebKitGTK+の脆弱性
2017年8月2日に、クラッシュや任意コード実行など複数の脆弱性に対応した「WebKitGTK+」がリリースされています。「WebKitGTK+(webkit2gtk)」は、GTK+向けWebコンテンツレンダリングライブラリーです。
「Epiphany」などWebコンテンツを表示する機能を持つGTK+アプリでよく利用されるライブラリーです。
Webブラウザーセキュリティーに関する様々な脆弱性があり、ユーザーが細工されたWebサイトを表示すると、この脆弱性の影響を受けます。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 影響を受ける バージョン |
備考 |
---|---|---|---|
USN-3376-1 | CVE-2017-2538 CVE-2017-7018 CVE-2017-7030 CVE-2017-7034 CVE-2017-7037 CVE-2017-7039 CVE-2017-7046 CVE-2017-7048 CVE-2017-7052 CVE-2017-7055 CVE-2017-7056 CVE-2017-7061 CVE-2017-7064 |
Ubuntu 17.04 Ubuntu 16.04 LTS |
・クラッシュ ・任意コード実行 ・XSS攻撃 ・セキュリティー回避 |
Ubuntu Security Notice一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
すぐにアップデートを
上記の問題に対応した「WebKitGTK+」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動して、「WebKitGTK+」のアップデートを行ってください。
忘れずにソフトウェアの再起動を
アップデートが完了したら、忘れずに「WebKitGTK+」を利用しているソフトウェアを再起動しましょう。アップデートしただけではアップデートが反映されないため、注意してください。
よく分からなければ、ログインし直すかPCを再起動してください。