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コンソールのカラーリングが刷新される

「Build 16257」にて、コンソールのカラーリングが刷新され、文字の視認性が向上しました。



このカラーリングの刷新は、20年以上使われてきたカラーリングの初めての刷新となります。
今回の刷新の目的は、コンソールのルック&フィールをよりモダンにし、モダンな画面で暗色の視認性を改善することです。

近年のハイコントラストなディスプレイにおいて従来のカラーリングでは、視認性が困難になる配色がありました。
例えばコンソールの背景色は黒ですが、一部の文字は青色で表示されます。

この配色は非常に見づらく視認性に欠けます。


「Build 16257」ではこの配色が変更され、以下のように表示されます。


青以外の色はどの程度色変更されているのか分かりにくいかもしれませんが、すべてのカラーが調整されています。

なぜカラースキーム全体を変更したのか?

20年の時を経てスクリーンやディスプレイ技術、コントラスト比、及び解像度が大きく変化しました。

CRTの時代からTFT LCD(液晶モニター)の時代へと移り、そして現代、ナノスケールの高精細な4Kディスプレイが登場しています。

従来のデフォルトのカラースキームは、現代のディスプレイ向けに作られた配色ではなく、新しいハイコントラストなLCDディスプレイで綺麗に描画される配色ではありません。
上記でも示したように、特に暗色の背景に青文字の配色でこの傾向が顕著に現れます。

新しいデフォルトのカラースキームは、Windowsコンソールの外観をモダンにし、Visual Studio Codeで統合されているターミナルのような他のターミナルで得られる体験に近い体験を提供します。

新規インストール時のみカラースキームが変わる

今回のカラースキームの変更は、「Build 16257」以降のバージョンを新規にインストールしたときのみ適用されます。

以前のバージョンから「Build 16257」以降のバージョンへアップグレードしても、従来の設定をそのまま引き継ぐため、カラースキームの変更は行われません。

カラースキームの設定がどこに、そしてどのように保存されるのかは、以下を参考にしてください。



新しいカラースキームに変更するツールを近々公開予定

新しいカラースキームや代替カラースキームをWindows Consoleに適用するためのツールが近々公開される予定です。

以前のバージョンからアップグレードした環境や、カラースキームをカスタマイズしたが新しいカラースキームを適用したいユーザー向けのツールです。

カラースキームの配色設定

従来のカラースキームと新しいカラースキームの配色設定は、以下のようになっています。
ツールを使わなくても以下の設定を自分で行えば、新しいカラースキームを利用できます。

色の名称 従来のRGB値 新しいRGB値
BLACK 0,0,0 12,12,12
DARK_BLUE 0,0,128 0,55,218
DARK_GREEN 0,128,0 19,161,14
DARK_CYAN 0,128,128 58,150,221
DARK_RED 128,0,0 197,15,31
DARK_MAGENTA 128,0,128 136,23,152
DARK_YELLOW 128,128,0 193,156,0
DARK_WHITE 192,192,192 204,204,204
BRIGHT_BLACK 128,128,128 118,118,118
BRIGHT_BLUE 0,0,255 59,120,255
BRIGHT_GREEN 0,255,0 22,198,12
BRIGHT_CYAN 0,255,255 97,214,214
BRIGHT_RED 255,0,0 231,72,86
BRIGHT_MAGENTA 255,0,255 180,0,158
BRIGHT_YELLOW 255,255,0 249,241,165
WHITE 255,255,255 242,242,242


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