GNOME Control Centerのデザインが大きく変わる
「GNOME Control Center(設定)」のデザインが大きく変わりました。今までは以下のようにアイコンが並ぶデザインでしたが、新しいデザインでは各設定カテゴリーを左側のリストから選択する形式になりました。
項目の並びも変更
各設定項目の並びやカテゴリーも変更されており、今までとは使い勝手が変わっています。慣れるまでは、どの設定項目がどこにあるのか迷うかもしれません。
Ubuntu Dockの設定項目の移動
「Ubuntu Dock」の設定は、「Dock」から行えるように変更されました。今までは「ディスプレイ」に「Ubuntu Dock」の設定項目が配置されていました。
しかし「ディスプレイ」に配置するのは他の設定項目との一貫性がなく、また「Ubuntu」セッションでのみこれらの設定項目を表示するため、アップストリームの「GNOME Control Center」の修正が必要になりますが、これは開発チームが望む形での修正ではありませんでした。
GNOME Control Centerのデザイン変更を受けて
「GNOME Control Center」のデザイン変更は、「Ubuntu Dock」の設定項目をどこに配置するのが良いか検討する良い機会となりました。開発チームは新しいカテゴリー「Dock」を作成し、そこに「Ubuntu Dock」の設定項目を配置しました。
GNOMEセッションでは設定項目が表示されない
「GNOMEセッション」では「Ubuntu Dock」がないため、「Ubuntu Dock」の設定項目は表示されません。Ubuntu Dockが移動可能に
デフォルトでは「Ubuntu Dock」は画面の左端に表示されます。「Ubuntu Dock」の設定項目に「Ubuntu Dock」の配置位置を設定する項目が追加され、ユーザーは「Ubuntu Dock」の配置位置を画面の左/下/右に移動できるようになりました。