Linux Kernel 4.15
「Ubuntu 18.04」で「Linux Kernel 4.15」が採用対象になりました。現状あくまで予定であり確定ではありません。
そのため「Ubuntu 18.04」で採用する「Linux Kernel」のバージョンは、今後変更される可能性があります。
Ubuntu Kernel Teamには、6月ごとに次のリリースで使用するLinux Kernelを選定するという重要な役割がある。
我々は今後6ヶ月の間にアップストリームのLinux Kernelで何が起きるのか、そのLinux Kernelの品質がどうなるのか全く把握できないため、Linux Kernelの選定は難しい作業なのである。
我々はUbuntuのリリーススケジュールとLinux Kernelのリリーススケジュールをすり合わせながら、ハードウェアベンダーにいつ彼らの変更がLinux Kernelにいつ盛り込まれるのか、そしてUbuntuが採用するLinux Kernelのバージョンはどれを好むのか、主要なクラウドベンダーはどのバージョンを必要とするのか、コンシューマ市場向けにUbuntuを利用するメーカーの意見も聞き、次のLinux Kernelの安定版を見据えながら、Canonical Product Strategyチームの意見も取り入れて、採用するLinux Kernelのバージョンを検討している。
それらを総合的に勘案し、Ubuntu 18.04ではLinux Kernel 4.15に落ち着く予定である。