Linux Kernelのライブパッチリリース
2017年11月21日に、「Linux Kernel」の脆弱性に対応したライブパッチがリリースされました。ライブパッチサービス
「Canonical」が提供しているライブパッチサービスについては、以下を参考にしてください。- Canonical、Linux Kernelのライブパッチサービス提供開始・3台のPCまで無料でサービスを利用できる
- Canonical Livepatch Serviceを無料で利用するには
- Ubuntu 14.04でもLinux Kernelのライブパッチサービスが利用可能に
対象OS
本ライブパッチが適用できるOSは、以下の通りです。OS | ベースカーネル | アーキテクチャー | フレーバー |
---|---|---|---|
Ubuntu 16.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 16.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | lowlatency |
Ubuntu 14.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 14.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | lowlatency |
HWEカーネルは対象外です。
対応しているCVE
今回リリースされたライブパッチの詳細は、以下を参照してください。このリリースでは、以下のCVEに対応しています。
都合の良い時にアップデートと再起動を
ライブパッチがあくまで一時的なアップデートです。再起動できるタイミングがあるなら、都合の良い時に「Linux Kernel」のアップデートとPCの再起動を行いましょう。