VirtualBox 5.2.2がリリースされました
2017年11月24日に「VirtualBox 5.2.2」がリリースされました。Ubuntu 17.10向けのリポジトリー公開
「Ubuntu 17.10」向けのリポジトリーが公開され、「Ubuntu 17.10」を利用しているユーザーは「VirtualBox」のリポジトリーから「VirtualBox 5.2.2」をインストールできるようになりました。リリース情報
今回のリリースはメンテナンスリリースなので、不具合の修正が主な変更点になります。- 変更点:Changelog for VirtualBox 5.2
- ダウンロード:Download VirtualBox
- マニュアル:Documentation
いくつか変更点をピックアップします。
UIの改善
UIのHiDPIサポートが改善されました。また「Virtual Media Manager」にも様々な改良が行われています。
「Virtual Media Manager」からディスクイメージやフロッピーのイメージを複製できるようになりました。
エキスパートモードで複製することも可能です。
その他の改善
- 「iSCSI」が動作しない問題が修正されました。
- HDAオーディオのサポートが改善され、サポートするOSが増えました。
- Linuxホストで特定のシリアルデバイスで通信が壊れる不具合が修正されました。
- 「Linux kernel 4.14」で発生する様々な問題が修正されました。
VirtualBoxのアップデート
VirtualBoxのリポジトリーを利用している人は、「ソフトウェアの更新」から「VirtualBox 5.2.2」にアップデートできます。注意
「VirtualBox」をアップデートする時は、必ず事前に「VirtualBox」が起動していないか確認してください。「VirtualBox」が起動している状態でアップデートを行うと、アップデートに失敗します。
VirtualBox拡張パックのインストール
「VirtualBox」アップデート後に「VirtualBox」を起動すると、VirtualBox拡張パックのインストールが促されます。VirtualBox拡張パックをインストールすると、USB 3.0ホストコントローラーの利用など、VirtualBoxで利用できる機能が増えます。
画面の案内に従い、VirtualBox拡張パックをインストールしておきます。
ライセンス画面は一番下までスクロールしないと(ライセンスを読まないと)、次の画面に移れません。
パスワードの入力が表示されたら、現在ログインしているユーザーのパスワードを入力してください。
VirtualBox拡張パックのインストールが促されない時は
VirtualBox拡張パックのインストールが促されない時は、「ファイル」メニューを開き「アップデートを確認」をクリックしてください。VirtualBox拡張パックのインストーラー削除
VirtualBox拡張パックインストール後、以下のようにVirtualBox拡張パックのインストーラーの削除画面が表示されます。一度インストールすればインストーラーは不要なので、「削除」ボタンをクリックして削除すると良いでしょう。
VirtualBox拡張パックのアップデートに失敗する時は
VirtualBox拡張パックのアップデートに失敗する時は、自分でVirtualBox拡張パックをダウンロードし、VirtualBox拡張パックをインストールしてください。自分でVirtualBox拡張パックをインストールする方法は、「VirtualBox 5.2.0をインストールするには・Guest Additionsをインストールするには」を参考にしてください。