Build 17083のWSLとコンソールに関する変更点
2018年1月24日にリリースされた「Build 17083」の「WSL」に関する変更の紹介です。WSLとは
「WSL」は、「Windows」上でLinuxバイナリーを動作させるための仕組みです。「Windows」上で「Ubuntu」や「openSUSE」などLinux環境を構築し、「Windows」からLinuxの実行ファイルを利用することができます。
「WSL」及びLinuxディストリビューションのインストール方法は、以下を参照してください。
- WindowsストアからUbuntuをインストールするには
- WindowsストアからopenSUSE Leap 42をインストールするには
- WindowsストアからSUSE Linux Enterprise Server 12をインストールするには
- Windows Server 2016にUbuntuをインストールするには
リリースノート
変更点の詳細は、リリースノートを参照してください。今回コンソールに関する変更点はありません。
WSLの不具合修正
「WSL」に関する不具合の修正です。1.epollに関連するバグチェックの修正
「epoll」に関連するバグチェックが修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
- Random bugcheck in LXCORE every 3-6 days during idle time (night)
- GSOD when installing ghc-mod
- GSOD when debugging python programs
2.ASLRオフ時にクラッシュする不具合の修正
ASLRオフ時にクラッシュする不具合が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
- maxima doesn't work, "personality change failure 0"
- GDB will not launch debuggee - regression since 16299
3.mmap操作がアトミックになるようになった
mmap操作がアトミックになるようになりました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。