自動サスペンドと振る舞いの変更
「Ubuntu 18.04」では、自動サスペンド機能を提供しています。自動サスペンド
この機能は、ユーザーがPCに対して何も操作しない時間が一定時間経過すると、自動的にPCをサスペンドに移行させる機能です。デフォルトでは20分操作しなければ、PCがサスペンドに移行します。
使い勝手が悪くなる状況も
ユーザーがPCに対して何も操作していなくても、ソフトウェアのアップデートやサービスなど何かしら処理を行っている状況もあります。例えば「ソフトウェアの更新」を起動し大量のソフトウェアをアップデート中に席を離れ20分が経過すると、アップデートが完了する前にPCがサスペンドするでしょう。
PCを音楽鑑賞に利用している場合、20分経過するとPCがサスペンドするでしょう。
フォルダーやプリンターの共有などリモートでサービスを提供しているPCでも同様のことが起こり得ます。
自動サスペンドの振る舞い
このように自動サスペンド機能が邪魔になる状況もあります。そこで「Ubuntu」では、自動サスペンドの振る舞いを変更しました。
- Revert automatic suspend by default for bionic?
- Ubuntu 18.04 Will No Longer Do Automatic Suspend By Default Unless On Battery
PCが電源に接続されている場合、自動サスペンド機能はデフォルトで無効になります。
一方でPCがバッテリーに接続されている場合、自動サスペンド機能が有効になります。