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Snap版Chromiumをインストールするには

Snap版「Chromium」をインストールする方法です。


以前紹介したように「Ubuntu 18.10」では、deb版「Chromium」を廃止し、Snap版「Chromium」のみ提供する案が出されています。


現在「Ubuntu 14.04」ではdeb版「Chromium」のアップデートが行われておらず、脆弱性に十分な対応ができていません。
これは「Chromium」が「Ubuntu 14.04」のコンパイラーでは利用できないモダンなC++の機能を利用しており、ビルドが困難なためです。
 
「Ubuntu 16.04」では「Chromium」のアップデートが提供されているとは言え、その事情は変わりません。
つまり将来「Ubuntu 16.04」で「Chromium」のアップデートが提供され無くなる日が来るかも知れない、ということです。
「Ubuntu 18.04」でも同じですね。

さてSnap版「Chromium」のみ提供する案が採用されるかどうかは分かりませんが、将来を見越してSnap版「Chromium」をインストールする方法を紹介します。

1.Ubuntuソフトウェアの起動

以下のボタンをクリックし、「Ubuntuソフトウェア」を起動します。


「Ubuntuソフトウェア」が利用できない環境や、上記のボタンをクリックしても「Ubuntuソフトウェア」が起動しない場合は、後述の「端末」からインストールする方法を参照してください。

2.Snap版Chromiumのインストール

「インストール」ボタンをクリックします。


Snap版「Chromium」インストール後は、「Permissions」ボタンをクリックし、「Chromium」のアクセス権を設定することができます。


デフォルトのままで良いです。

3.Snap版Chromiumの起動

後は他のアプリと同様に、デスクトップ画面左上の「アクティビティ」からSnap版「Chromium」を起動できます。


端末からインストールするには

「端末」からSnap版「Chromium」をインストールする方法です。

1.端末の起動

デスクトップ画面左上の「アクティビティ」をクリックし、以下のように「端末」を検索します。
「端末」が見つかるので、「端末」をクリックし「端末」を起動します。


「Ubuntu 16.04」などデスクトップ環境が「Unity」の場合、Dashホームから「端末」を検索してください。

2.Snap版Chromiumのインストール

「端末」から以下のコマンドを実行し、Snap版「Chromium」をインストールします。

sudo snap install chromium

コマンドを端末に貼り付けるには

コピーしたコマンドを「端末」に貼り付けるには、「端末」上で「Shift + Ctrl + V」キーを押します。

パスワードの入力が促されたら

以下のようにパスワードの入力が促されるので、自分のパスワードを入力して「エンター」キーを押します。

[sudo] ユーザー名のパスワード:

パスワードを入力しても何も表示されませんが、入力自体は行われています。

3.Snap版Chromiumの起動

後は他のアプリと同様に、デスクトップ画面左上の「アクティビティ」からSnap版「Chromium」を起動できます。


snapコマンドが見つからない場合は

「2.」でsnapコマンドが見つからない場合は、「snapd」パッケージをインストールしてください。

sudo apt-get install snapd

その後PCを再起動するか、「Snappy daemon」を起動してください。

deb版ChromiumからSnap版Chromiumへ環境を移行するには

すでにdeb版「Chromium」を利用しており、deb版「Chromium」からSnap版「Chromium」へ環境を移行するには、「端末」から以下のコマンドを1行ずつ実行します。

mkdir -p ~/snap/chromium/current/.config
cp -R ~/.config/chromium ~/snap/chromium/current/.config/

Flash Playerはまだ使えない

非推奨の「Flash Player」ですが、サイトによっては未だ「Flash Player」に頼っているサイトもあるかもしれません。
残念ながら現時点で「Flash Player」は利用できません。


「Flash Player」を利用するための修正は行われていますが、この修正が反映されても「Flash Player」を自分でダウンロードして適切な場所に配置する必要があり、初心者にとってもdeb版「Chromium」の利用者にとっても、手間がかかります。

日本語の扱い

日本語ユーザーにとって日本語の扱いは重要です。


1.日本語の表示

日本語の表示は問題ありませんでした。

2.日本語入力

Snap版「Chromium」は「ibus」に対応しており、「ibus」経由で日本語入力が可能です。
ただし「Fcitx」には未対応です。


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