Linux Mint 19 MATE Editionの新機能と変更点
「Linux Mint 19 MATE Edition」の新機能と変更点を紹介します。MATE 1.20
「Linux Mint 19 MATE Edition」ではデスクトップ環境に「MATE 1.2」を採用しています。HiDPIのサポート改善
「MATE 1.2」は「HiDPI」ディスプレイをサポートしており、「HiDPI」の動的な検出とスケーリングを行えます。「HiDPI」を有効にすれば、動的なリサイズとスケーリングを行い、ログインし直すことなく「HiDPI」を利用できます。
Marco
「Marco」が「DRI3」と「XPresent」に対応しました。これによりゲームプレイ時のフレームレートが改善します。
またデスクトップ画面を1/4に分割した領域にアプリのウィンドウを配置する機能がサポートされました。
MATE Terminal
「MATE Terminal」はターミナルエミュレーターです。背景画像をサポートし、任意の画像を背景に設定できるようになりました。
また新しい「Solarized」テーマがサポートされ、タブを切り替えるキーバインドをサポートしました。
Engrampa
「Engrampa」はアーカイブビューワーです。「7z」形式のアーカイブに対応しました。
その他
- 「Alt-Tab」で表示されるスイッチャーでカーソルキーによるナビゲーションが可能になりました。
- ウィンドウを他のモニターに移動するキーボードショートカットが追加されました。
- パネルアプレットのサイズが表示サイズに基づき調整されるようになりました。