Snap版Egmde 0.2がedgeチャンネルから利用可能に
Snap版「Egmde 0.2」が「edge」チャンネルから利用できるようになりました。betaチャンネルとedgeチャンネル
「beta」チャンネルでは、リリース版の「Mir」を利用した「Egmde」をインストールできます。「edge」チャンネルでは、開発版やリリース候補版の「Mir」を利用した「Egmde」をインストールできます。
「beta」チャンネルの「Mir」は、以下の「PPA」で提供される「Mir」を使用しています。
「edge」チャンネルの「Mir」は、以下の「PPA」で提供される「Mir」を使用しています。
betaチャンネルからEgmdeをインストールするには
「beta」チャンネルから「Egmde」をインストールするには、以下のコマンドを実行します。
snap install --classic --beta egmde
edgeチャンネルに切り替えるには
インストール済みの「Egmde」を「edge」チャンネルに切り替えるには、以下のコマンドを実行します。
snap refresh --edge egmde
betaチャンネルに切り替えるには
インストール済みの「Egmde」を「beta」チャンネルに切り替えるには、以下のコマンドを実行します。
snap refresh --beta egmde
Egmde 0.2に含まれるMirの新機能
「edge」チャンネルからインストール可能な「Egmde 0.2」では、以下の「Mir」の新機能が含まれています。- Static Display Configuration
- 試験的なX11のサポート
- Waylandプロトコル拡張の設定
ただし試験的なX11のサポートでは、以下の既知の不具合があります。
- Experimental X11 support: remove the MIR_X11_LAZY=on hack
- Experimental X11 support: All X11 windows appear as part of the same application
これらの機能を有効にするには、以下のように「~/.config/egmde.config」設定ファイルに必要な記述を行う必要があります。
また「Static display configuration」を利用するには、「~/.config/egmde.display」に各種設定を記述する必要があります。
# Static display configuration # # The format for .config/egmde-display is described here: # https://community.ubuntu.com/t/static-display-configuration-for-mir/ display-config=static=.config/egmde.display # X11 support: env-hacks=MIR_X11_LAZY=on x11-display-experimental=1 # Configuring Wayland protocol extensions # # You can usually leave servers and clients to figure # this out themselves. But Mir has the capability to # configure the extensions available on the server. # By default it enables the following: # wayland_extensions=wl_shell:xdg_wm_base:zxdg_shell_v6 # # E.g. you can enable ony wl_shell by changing this to: wayland_extensions=wl_shell
「~/.config/egmde.display」の記述方法は、「Static Display Configuration」を参照してください。