X.orgログの配置場所が変わる
「Ubuntu 18.04 LTS」では、「X.org(Xサーバー)」のログの配置場所が変更されました。X is the default display server. Wayland is provided as a Technical Preview and is expected to be the default display server in 20.04 LTS. To try it out, just choose Ubuntu on Wayland from the cog on the log in screen. X.org logs may now be found at ~/.local/share/xorg
「X.org」のログには、「X.org」の起動や動作に関する内容が出力されます。
「X.org」のログは、ディスプレイやグラフィックカード(GPU)、入力デバイスに問題が見つかった時に役立ちます。
ログの配置場所
「X.org」のログは「~/.local/share/xorg」に配置されます。つまりユーザーのホームフォルダー内に配置されるようになりました。
「~/.local」は隠しフォルダーなので、デフォルトでは「Nautilus」に表示されません。
「Nautilus」上で「Ctrl + H」キーを押せば、隠しファイルや隠しフォルダーの表示・非表示を切り替えることができます。
以前は「/var/log」に配置されていましたね。
「~/.local/share/xorg」にログが見つからない環境では、従来通り「/var/log」でログを探してみてください。