LibreOffice 6.1をインストールするには(Snap版)
Snapパッケージで提供される「LibreOffice 6.1」をインストールする方法です。「Ubuntu 18.04 LTS」の公式リポジトリーでは、「LibreOffice 6.0」が提供されています。
Snapでは「LibreOffice 6.1」が提供されており、既存の「LibreOffice 6.0」と共存して「LibreOffice 6.1」をインストールすることができます。
ここでは例として「Ubuntu 18.04 LTS」に「LibreOffice 6.1」をインストールします。
Snapパッケージとは
Snapパッケージは、従来のパッケージフォーマットである「deb」や「rpm」等に代わる新しいパッケージフォーマットです。Snapパッケージが利用できるOSは「Ubuntu」だけでなく、「Debian」「Fedora」「Arch Linux」「openSUSE」など、様々なOSで利用できます。
Snapパッケージは隔離された環境にソフトウェアを配置するため、他のソフトウェアや既存のシステムに影響を与えることなくソフトウェアのインストールや利用が可能です。
また、もしソフトウェアで不具合などの問題が発生すれば、以前のバージョンにロールバックする機能も備えています。
SnapパッケージはLinuxのソフトウェアをパッケージ化するための次世代のパッケージフォーマットです。
Snapの利用方法は、以下を参照してください。
各OSごとにSnapを利用する方法が紹介されています。
「Ubuntu 18.04」では、デフォルトで「Snap」が利用できるようになっています。
またデフォルトでインストールされている「Ubuntuソフトウェア」から、Snapパッケージ(Snapアプリ)の検索やインストールが可能です。
LibreOffice 6.1のリリース情報
「LibreOffice 6.1」のリリース情報です。リリースアナウンス:LibreOffice 6.1.0 (2018-08-08) - 最新版
リリースノート:LibreOffice 6.1 リリースノート
1.Ubuntuソフトウェアの起動
以下のボタンをクリックして「Ubuntuソフトウェア」を起動します。Snap版「LibreOffice」の紹介は、以下を参照してください。
2.LibreOfficeのインストール
以下の画面が表示されたら、「インストール」ボタンをクリックします。インストールが完了するまで待ちます。
インストール作業は以上で完了です。
3.LibreOfficeの起動
あとはいつも通りにランチャー等から「LibreOffice」を起動してください。UIは日本語化されていますし、「ibus + mozc」による日本語入力も可能です。
Fcitx + mozcで試してみる
参考までに「Fcitx + mozc」を採用している「Xubuntu 18.04 LTS」で日本語入力が可能か試してみました。UIは日本語化されていますし、「Fcitx + mozc」による日本語入力も可能ですが、何故か変換候補ウィンドウがアプリのウィンドウの左下に表示されます。