Ubuntu 18.04.2のリリーススケジュール
「Ubuntu」では、LTSリリースに限りポイントリリースを設定しています。「Ubuntu 18.04」はLTSリリースであるため、ポイントリリースが設定されています。
以前リリースされた「Ubuntu 18.04.1」の次にリリースされるポイントリリースが、「Ubuntu 18.04.2」です。
ポイントリリースとは
「Ubuntu 18.04.2」のリリースはポイントリリースと呼ばれ、「Windows」で言うところのサービスパックに相当します。つまりそれまでのアップデートが含まれた状態でディスクイメージがリリースされます。
また「Ubuntu 18.04.2」以降のポイントリリースは、新しい「Linux kernel」や「Xスタック」が提供されるようになります。
ポイントリリースは、LTSリリースの「Ubuntu」にのみ設定されるリリースです。
慣例に従えばポイントリリースは、「Ubuntu 18.04.5」までリリースされるでしょう。
アップデートも可能
すでに「Ubuntu 18.04」を利用しているユーザーは、普段通りに「ソフトウェアの更新」からソフトウェアをアップデートしていれば、「Ubuntu 18.04.2」リリース後に「Ubuntu 18.04.2」になります。ただし新しい「Linux kernel」とXスタックを利用する場合は、ユーザーが明示的にそれらのソフトウェアをインストールする必要があります。
Ubuntu 18.04.2のリリース日
現在「Ubuntu 18.04.2」のリリース日は、2019年2月7日に予定されています。サポート期間は変わらない
サポート期間は「Ubuntu 18.04」がリリースされてから5年です。従ってサポート期間に変化はありません。
サポートは2023年4月まで提供されます。
また3年間のサポートが提供されるフレーバーは、2021年4月まで利用可能です。
ローリングLTS Enablement Stackモデルの採用
「Ubuntu 16.04.2」以降、ローリングLTS Enablement Stackモデルが採用されています。新しい「Linux kernel」と「Xスタック」を利用する場合、約半年ごとにこれらのソフトウェアもアップグレードしていきます。