WSL 2でリモートからアプリに接続する時の注意事項
「WSL 2」でリモートからアプリに接続する時に注意する点があります。LAN接続の扱い
「WSL 2」では仮想ネットワークを通じてLinuxディストリビューションとWindowsホストと通信します。リモートIPアドレスを使用してアプリに接続する際、その接続は「LAN(Local Area Network)」接続として扱われます。
そのため接続を受けるアプリは、「LAN」接続を受け入れる設定になっている必要があります。
つまりアプリは「127.0.0.1」の代わりに「0.0.0.0」にバインドする必要があるでしょう。
flaskの例
例えば「flask」を使用する「Python」アプリは、以下のコマンドでIPアドレスを指定します。
app.run(host='0.0.0.0')