MariaDBの脆弱性とアップデート
2019年11月20日、複数の脆弱性や不具合の修正に対応した「MariaDB」がリリースされました。本アップデートにはアップストリームの新しいリリースが含まれています。
そのため本脆弱性の修正だけでなく、不具合の修正も行われています。
「Ubuntu 19.04」と「Ubuntu 19.10」では「MariaDB 10.3.20」にアップデートされます。
「MariaDB 10.3.20」の変更点は、以下を参照してください。
「Ubuntu 18.04 LTS」では「MariaDB 10.1.43」にアップデートされます。
「MariaDB 10.1.43」の変更点は、以下を参照してください。
Ubuntu Security Notice
Ubuntu Security Notice |
CVE | 対象OS |
---|---|---|
USN-4195-1 | CVE-2019-2938 CVE-2019-2974 |
Ubuntu 19.10 Ubuntu 19.04 Ubuntu 18.04 LTS |
本アップデートで「CVE-2019-2974」は「MariaDB 10.1」、「CVE-2019-2938」と「CVE-2019-2974」は「MariaDB 10.3」が対象です。
Ubuntu Security Notice一覧
サポートが終了したUbuntuの利用は危険
サポートが終了した「Ubuntu」にセキュリティーアップデートは提供されません。サポートが終了した「Ubuntu」は利用しないでください。
アップデートを
上記の問題に対応した「MariaDB」がリリースされています。「ソフトウェアの更新」を起動し「MariaDB」のアップデートを行ってください。