Linux Mint 19.3 Cinnamon Editionの新機能と変更点
「Linux Mint 19.3 Cinnamon Edition」の新機能と変更点を紹介します。ここでは「Linux Mint 19.3 Cinnamon Edition」の新機能と変更点を紹介します。
全エディション共通の新機能と変更点は、以下を参照してください。
1.Cinnamon 4.4
「Cinnamon 4.4」を採用しています。2.パネルゾーンテキストとシンボリックアイコンのサイズ
各パネルゾーンごとに、テキストサイズとシンボリックアイコンのサイズを設定できるようになりました。3.Nemo
「Nemo」はデフォルトのファイルマネージャーです。「Nemo」のコンテキストメニューに表示するアクションを設定画面から指定できるようになりました。
4.Cinnamonやシステム設定の改善
「Cinnamon」やシステム設定では、以下の改善が行われています。- 起動時のアニメーションに多くの改善が施されました。
- 「Cinnamon」クラッシュ時にサードパーティー製のスパイスを無効にして「Cinnamon」を再起動できるようになりました。
- メニューアプレット、テーマ設定、スパイスの設定では、動作速度が最適化されました。
- ウィンドウのフォーカスモードをシステム設定から設定できるようになりました。
- 通知のミュートをサポートしました。
- ウィンドウ設定が簡素化されました。
- パネル設定のメニューの実装が見直されました。
- HiDPI設定がディスプレイモジュールに移されました。
- マウス接続時にタッチパネルを無効化するオプションが追加されました。
- 日付と時刻の設定は「Python」で書き直されました。
5.スパイスの改善
スパイスでは、以下の改善が行われています。- アップデートの有無によるスパイスのソートが可能になりました。
- ネットワークアプレットを開いた時にネットワークを自動的に再スキャンするようになり、再スキャンボタンが削除されました。
- サウンドアプレットのD-Bus及びPulseAudioサポートの不具合が修正されました。
- スパイスは各スパイスの設定画面のバーガーメニューから、再読み込みできるようになりました。