Ubuntu 20.04 LTSがRaspberry Piを完全にサポート
「Ubuntu 20.04 LTS」は「Raspberry Pi」を完全にサポートしたOSです。Canonicalによる完全なサポート
「Ubuntu 20.04 LTS」は、「Canonical」が認定した「Raspberry Pi」を完全にサポートします。つまり「Raspberry Pi」に「Ubuntu 20.04 LTS」をインストールするだけで「Raspberry Pi」がちゃんと動作するということ、そして「Ubuntu 20.04 LTS」で追加された新機能も最大限活用できることを「Canonical」が保証するということです。
また「Canonical」は「Raspberry Pi」で「Ubuntu」のリグレッションテストを継続的に実施し、業界レベルの品質基準を確保しています。
「Canonical」が最高のUXをユーザーに提供できると確信したハードウェアだけが、Ubuntu認定ハードウェアになることができます。
認定が意味する事
「Raspberry Pi」のような認定済みハードウェアでは「Ubuntu」が期待通りに動作することを確認するため、「Canonical」による数千ものテストが実施されます。認定された「Raspberry Pi」では、「Canonical」がテスト済みのアップデートやセキュリティーパッチを3週間毎に提供できるよう取り組み、また致命的な不具合や脆弱性(CVE)は、即座(1日以内)に修正されます。
最新かつ安全な環境の維持
昨今IoTデバイスもセキュリティーの脅威にさらされており、そのリスクは個人でも企業でも同様に存在するリスクです。「Ubuntu」を利用する主な利点の1つは、セキュリティーです。
「Ubuntu」のサポート期間中「Canonical」は数千のパッチをリリースし、業界をリードするセキュリティー標準に従っています。
「Canonical」はアップデートをリリースする前に「Canonical」のラボで「Raspberry Pi」のテストを実施しています。
これによりユーザーは、アップデートやセキュリティーパッチによるシステムの破壊(リグレッション)を避けつつ、最新の環境を維持することができます。
そしてさらに高度なセキュリティーが必要なら「Ubuntu Core」の利用も可能です。
「Ubuntu Core」はデフォルトでセキュアな環境になるように設計されています。
Raspberry Pi向けUbuntu Server 20.04 LTS
「Raspberry Pi」向けに「Ubuntu Server 20.04 LTS」がリリースされています。イメージのダウンロード
「Raspberry Pi」向け「Ubuntu Server 20.04 LTS」は、以下からダウンロードできます。インストールガイド
「Ubuntu Server」のインストール方法を紹介したインストールガイドは、以下で参照できます。公式の「Raspberry Pi Imager」を利用したインストールについては、以下を参照してください。
Ubuntu Server 20.04 LTSの新機能と変更点
「Ubuntu Server 20.04 LTS」の新機能と変更点は、以下で参照できます。また併せて「Ubuntu 20.04 LTS」のリリースノートも参照してください。
- リリースノート:ReleaseNotes
- リリースノート:リリースノート(日本語)