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Ubuntuにハイバネーションのサポートは必要か

「Ubuntu」にハイバネーション(ハイバネート)のサポートが必要かどうか、以下で議論やフィードバックの募集が行われています。


 

ハイバネーションとサスペンド

ハイバネーションとは、起動中のPCの状態をストレージに保存して電源をオフにし、次回PC起動時に保存した状態をストレージから復帰させ、電源をオフにする前の状態でPCを利用できるようにする機能のことです。

ハイバネーションではPCの電源がオフになるため、ノートPCではバッテリーの持ちが良くなります。
「Windows」で言うところの「休止状態」に相当します。

類似した機能にサスペンドがあります。
サスペンドは起動中のPCの状態を保持したままハードウェアへの給電を抑え、消費電力を軽減します。

サスペンドではPCの電源をオフにしないため、ハイバネーションほどバッテリーの持ちは良くなりません。
その代わりサスペンドからの復帰は、ハイバネーションよりも高速に行うことができます。
「Windows」で言うところの「スタンバイ」や「スリープ」に相当します。

ハイバネーションはサポートしていない

「Ubuntu」ではサスペンドはサポートしていますが、ハイバネーションはサポートしていません。
デフォルトでハイバネーションのサポートが無効になっています。
ハイバネーションはサポートに関しては、過去に以下で議論されています。


サスペンドやハイバネーションは、OSとPCのハードウェアが連携して実現する仕組みであり、中には正常に動作しないケースもあります。
ハードウェア環境やPCに接続されているデバイスの種類は千差万別であり、それらすべてを想定したサポートは困難を極めます。

ハイバネーションをサポートして欲しいという要望

ユーザーの中には、ハイバネーションをサポートしている他のディストリビューションでは期待通り動作しているので、「Ubuntu」でもハイバネーションをサポートして欲しいという要望を挙げるユーザーもいます。

しかし”期待通り動作している”という主張を裏付ける根拠やそのサンプル数が乏しく、状況を精査するためにより多くの判断材料となるフィードバックが必要です。

ハイブリッドサスペンドも検討

ハイブリッドサスペンドとは、サスペンドとハイバネーションを両方行い、サスペンドしている時間がながければハイバネーションに移行する仕組みです。
これによりバッテリーの持ちが良くなります。
また万が一バッテリーが切れた場合も、ハイバネーションから復帰できます。
「Windows」で言うところの「ハイブリットスリープ」に相当します。 

議論の進行内容によっては、ハイブリッドサスペンドの検討も行われます。

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