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Ubuntu/Linuxの市場シェア拡大

NetMarketShare」は毎月デスクトップOSの市場シェアを分析し、その統計結果を公開しています。


2020年5月に3.17%の市場シェアを記録

2020年5月のデスクトップOSの市場シェアでは、「Ubuntu/Linux」が3.17%を記録しています。


この数値は今までにない高い数値であり、「Ubuntu 20.04 LTS」のリリースや「WSL 2」の一般向けリリースなど、魅力的なプロダクトのリリースが影響を与えているのでしょう。

他のOSに目を向けると「Windows」が86.69%のシェアを記録しており、次に「macOS」が9.68%のシェアを記録しています。
「Ubuntu/Linux」のシェアは「Windows」のシェアとは比ぶべくもないですが、デスクトップOS市場における「Ubuntu/Linux」のシェアは、「Windows」と「macOS」に次ぐ第3位のシェアとなっています。

数値化するとたかが3.17%のシェアに見えるかもしれませんが、サードパーティーによっては、Linuxデスクトップ市場に魅力を感じさせる数値になるでしょう。
特に大企業がこの分野にリソースを投入すれば、それが呼び水となり他のサードパーティーをも振り向かせる原動力となります。

バージョン別シェア

NetMarketShare」では、デスクトップOSのバージョン別シェアも公開しています。
2020年5月のデスクトップOSバージョン別シェアでは、「Ubuntu」が2.11%を記録し、「Linux」が1.04%を記録しています。


あくまで指標の1つ

NetMarketShare」による統計はあくまで指標の1つであり、この統計結果が全てではありません。
毎月約1億のセッションからデータを収集しシェアの分析が行われていますが、傾向やトレンドの推移を把握するのに利用すると良いでしょう。

LenovoがThinkPadとThinkStationにLinux認定モデルを追加

「Lenovo」が「ThinkPad(ThinkPad P)」と「ThinkStation」に「Linux」認定モデルを追加するとのアナウンスを行いました。


このアナウンスは上記で紹介した「Ubuntu/Linux」のデスクトップOSシェア拡大の結果を受けたものであり、「Lenovo」は「Linux」認定モデルを追加する取り組みを行っています。

「Lenovo」のアナウンスによると、毎年2.5億台のPCが販売され、そのうち720万台(2.87% (※1))がLinuxユーザーになります。

(※1)
「NetMarketShare」ではシェア公開後に調整・修正を行うことがあり、上記のシェアとは数値が異なっているのでしょう。

様々なモデルと構成にUbuntuとRed Hat Enterprise Linuxの認定を

現在「Lenovo」は様々なモデル及びハードウェア構成に「Ubuntu LTS」と「Red Hat Enterprise Linux」の認定を行えるよう取り組んでいます。 
今までデスクトップ及びモバイルワークステーションモデルでは、特定の限られたハードウェア構成でのみ「Linux」の認定が行われていました。
本取り組みを通じ、さらなるLinux認定モデルが拡充されます。

最初からちゃんと動く・すぐに使える

多くのユーザーは「Ubuntu」プリインストールモデルを購入するよりも、Windowsプリインストールモデルに「Ubuntu」をインストールするなど、後から「Ubuntu」をインストールするケースが多いかと思います。
(特に国内だとUbuntuプリインストールモデルの購入は、制約が大きいですね)

「Ubuntu」プリインストールモデルの利点は、最初からハードウェアが期待通りに動作する点と購入後にすぐに使える点です。

後から「Ubuntu」をインストールするケースでは、環境によっては無線LANが接続できなかったり、画面がブラックアウトしてしまったり、サウンドが鳴らなかったりなど、様々なトラブルに遭遇することもあるでしょう。
「Ubuntu」プリインストールモデルでは「Lenovo」や「Canonical」が検証を行い、ハードウェアが継続的に動作することを確認し、ユーザーはこれらのリスクを回避できます。

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