geditがクラウドファンディング開始
2020年10月13日、「gedit」の開発者は「gedit」の開発を加速させ最高のアプリに仕上げるため、クラウドファンディングを開始しました。「gedit」のクラウドファンディングは以下からアクセスできます。
gedit
「gedit」は「GNOME」向けに開発されているテキストエディターです。
「Ubuntu」でもデフォルトのテキストエディターとしてプリインストールされており、愛用されている方も多いのではないでしょうか。
最古のアプリ
「gedit」は数ある「GNOME」コアアプリケーションの中でも最古のアプリの1つです。
「GNOME」の開発がアナウンスされたのは、1997年8月15日のことです。
そして1999年3月3日に「GNOME 1.0」がリリースされました。
「gedit」は1998年に開発され、1999年2月12日に初リリースされました。
いずれも今から20年以上前の出来事です。
それ以来「gedit」は「GNOME」と共に歩み続けています。
最高のアプリにしたい
「gedit」は「Ubuntu」だけでなく様々なLinuxディストリビューションでもデフォルトで採用されているアプリです。
多くのユーザーに浸透しており幅広くインストールされているアプリだからこそ開発者は、「gedit」を改良し最高のコアアプリの1つにしたいと考えています。
簡単なことではない
しかし最高のコアアプリにするためには、避けて通れない課題があります。
上記でも紹介したように「gedit」は1998年に開発された最古のアプリとなっており、コードベース(ソースコード)は古く、そして巨大です。
また「gedit」の主要な機能の実現に必要なソフトウェアコンポーネント(ライブラリー)がいくつかあり、それらの見直しも必要です。
開発者はこれらライブラリーを含む「gedit」の開発により多くの時間を割きたいと考えています。
これらを実現するため開発者は、クラウドファンディングによる支援を求めています。