OEM構成モードの設計変更提案
「Ubuntu」にはOEM(PCベンダー)が「Ubuntu」やソフトウェアを予めPCにプリインストールし、PC初回起動時にアカウント設定などユーザーに各種設定を行ってもらう機能があります。この機能は「Windows」等他OSでも同種の機能がありますね。
ユーザーによる初回起動時の設定
ユーザーが初めてPCを起動した時に、ユーザーアカウントや環境の設定を行う画面が表示されます。
この画面は「Ubuntu」のインストーラーである「Ubiquity」によって提供されている機能です。
ユーザーはここで自身の環境のセットアップやユーザーアカウントの作成を行います。
GNOME Initial Setupでも同様の機能を提供している
初回ログイン時に起動する「GNOME Initial Setup」でも、同様の機能を提供しています。「GNOME」が提供していることもあり、「Ubiquity」より「GNOME Initial Setup」の方が「GNOME」環境との親和性や使い勝手が好ましいという利点があります。
そのため「Ubiquity」で提供しているユーザー環境のセットアップ機能を「GNOME Initial Setup」へ移行する方針が提案されています。