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GNOME 40がリリースされました

2021年3月24日、「GNOME 40」がリリースされました。



GNOME 40

以前紹介したように「GNOME 3.38」を最後に「GNOME」のバージョンの付け方が変わりました。
「GNOME 3.38」の次のバージョンは「GNOME 40」になります。
バージョニングの変更については、以下を参照してください。


アクティビティーオーバービュー

アクティビティーオーバービューのデザインが新しくなり改善されました。
システムのナビゲーションやアプリの起動に関するUXが改良されています。

ワークスペースの配置

ワークスペースが水平に配置されるようになりました。


また各アプリのウィンドウにアプリを識別するアイコンが表示されるようになりました。

オーバービューとアプリケーショングリッドの配置

オーバービューとアプリケーショングリッドが縦に並ぶようになりました。


オーバービューが起動後に表示されるようになり、ユーザーが何から始めれば良いのかその手助けを提供するようになりました。

またアプリケーショングリッドはもっと簡単にカスタマイズできるようになり、ドラッグ&ドロップによりアプリケーションランチャーをユーザーの好みで配置することも可能です。

ビューの切り替えと操作

上記2種類のビューの切り替えや操作は、キーボードショートカットやタッチパッドジェスチャー、マウスアクションで操作できます。

キーボードショートカット

「Super + Alt + ←/→)」キーでワークスペースの切り替えが可能です。
「Super + Alt + Shift + ←/→)」キーでウィンドウをワークスペース間で移動できます。
「Super + Alt + ↑」キーでオーバービューを開き、その状態でもう一度同キーを押せば、アプリケーショングリッドを開きます。
「Super + Alt + ↓」キーでそれぞれのビューを閉じます。

また「Super + PageUp/PageDown」キーによるワークスペースの切り替えや「Super + Shift + PageUp/PageDown」キーによるウィンドウの移動など、従来のキー操作も引き続き利用可能です。

タッチパッドジェスチャー

3本指の「←/→」スワイプ操作で、ワークスペースの切り替えが可能です。
3本指の「↑/↓」スワイプ操作で、それぞれのビューを開いたり閉じたりすることが可能です。

マウスアクション

オーバービュー画面ではマウスホイールでワークスペースを切り替え、通常のデスクトップビューでは「Super」キーを組み合わせることで切り替え可能です。

ダッシュ

現在実行されているアプリは、お気に入りに登録されているアプリとお気に入りに登録されていないアプリが区別されて表示され、お気に入りへの登録の有無がはっきりと分かるようになりました。


ワークスペース

ワークスペースのUXも改良されています。


デフォルトではプライマリディスプレイにのみワークスペースが表示されます。


すべてのディスプレイにワークスペースを表示することも可能です。


Weatherアプリの改善

「Weather」は天気アプリです。
「Weather」のデザインが一から見直され、より多くの情報を表示したり見た目が良くなるなど改善されています。


48時間分の天気の変化を1時間毎に表示するビューや、10日分の天気予報を1日毎に表示するビューが提供されています。

設定の改善

「設定」に関する改善点です。

キーボード設定

「入力ソース」の設定が「地域と言語」から「キーボード」に移されました。
また「合成文字キー」及び「代替文字キー」の設定を行えるようになりました。


キーボードショートカットキーの設定は検索性を向上させるため複数のグループに小分けされ、検索デザインが改善されました。


Wi-Fi設定

Wi-Fiの設定では、リストの上部に既知のネットワークがピン留めされるようになりました。
またUIレイアウトも改善されています。


モデル情報

「このシステムについて(About)」画面に、ハードウェアのモデル情報が表示されるようになりました。

Web

「Web」はウェブブラウザーです。
タブのデザインが新しくなり使い勝手が向上しています。
また「Google」の検索候補の表示を設定できるようになりました。


Software

「Software」はソフトウェアのインストールやアンインストールなどソフトウェアの管理を行うソフトウェアです。

アプリケーションバナー

アプリケーションバナーのサイズが拡大され、見やすさが向上しています。
また自動的にバナーのコンテンツがスクロールするようになりました。


バージョン履歴ダイアログ

バージョン履歴ダイアログでは各アプリごとにアプリの変更点が表示されるようになりました。

その他の変更点

アップデートのロジックが改善され、リマインダーの頻度が減らされました。
インストールしているソフトウェアがどこからインストールされているのか表示されるようになりました。

Files

「Files」はファイルマネージャーです。
設定画面のデザインが改良されました。


  1. ファイルを作成日時(Creation Date)で並び替えられるようになりました。
  2. 壁紙を「Files」から指定する際、プレビューが表示されるようになりました。
  3. ファイル操作の完了予定時間の精度が向上しました。
  4. 実行可能なテキストファイル選択時に表示されるコンテキストメニューで「Run as a Program」を選択し、実行可能なテキストファイルを実行できるようになりました。
  5. ファイルのコピー及び移動先に同名のファイルが存在する時、新しいファイル名を提案するようになりました。
  6. 「Files」が内蔵しているアーカイブ展開機能がパスワードで保護されたアーカイブを展開できるようになりました。
  7. ロケーションエントリー(現在のパスや場所を表示する領域)は、ユーザーがパスを入力している最中にTabキーによる補完ができるようになりました。

Maps

「Maps」は地図アプリです。
「Maps」では場所の名称や「Wikipedia」から取得した場所の情報をポップアップで表示できるようになりました。


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