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Linux Mint月刊ニュース

「Linux Mint」開発チームは、Linux Mint月刊ニュースにて「Linux Mint」の開発状況や取り組みを紹介しています。



公式ウェブサイトのデザイン刷新作業

先月に引き続き「Linux Mint」公式ウェブサイトのデザイン刷新作業が進められています。
現在作業の75%が完了しています。


主要なページの大部分は完成しており、現在はロゴやフォントコントラストの調整、その他課題の対応といった作業が行われています。
作業の進捗は以下で確認できます。


今月中に公開予定

公式ウェブサイトは今月中に既存のウェブサイトから新しいウェブサイトへ移行する予定です。

Mint-Xテーマ

「Linux Mint」のルックアンドフィール(UIデザイン)の見直し作業が行われています。
デスクトップの見た目を改善するため、細やかな変更が検討されています。
「Mint-Xテーマ」では、アプリ内通知や「Nemo」のツールバーの見た目が改善されます。


Mint-Yテーマ

「Mint-Yテーマ」でも同様にデザインの見直し作業が行われています。
「Mint-Yテーマ」では見た目が調整され、様々な場面で複雑さが軽減されます。

タイトルバーテーマの統合

ライトとダークの2種類のタイトルバーテーマを別々に提供するのではなく、選択されたコントロールテーマのカラーに合うように動的に色味を調整する1種類のタイトルバーテーマが提供されます。

Darker系のテーマの廃止

暗色のツールバーと明色のウィンドウカラーを混在させた「Darker」系のテーマは、Monoアイコンテーマとの互換性が低いため、廃止されます。

ライトテーマの提供

「Mint-Y Cinnamonテーマ」では、ライトテーマが提供されます。
ただしデフォルトは従来通り「Mint-Y-Dark」が採用されます。

ダークモードのサポート

明るいテーマを選択していても、特定のアプリでは暗色に見せる仕組みがサポートされます。
いわゆるダークモードです。


「Linux Mint 20.3」では、以下のアプリでこの仕組みが適用されます。

  1. Celluloid(メディアプレーヤー)
  2. Xviewer(画像ビューアー)
  3. Pix(画像ビューアー/ブラウザー)
  4. Hypnotix(IPTVプレーヤー)
  5. Gnome Terminal(ターミナルエミュレーター)

各アプリの設定画面にてダークモードの有効・無効を切り替えられるようになります。
この仕組みは「Cinnamon」、「Macro(MATE)」、「Metacity」で利用可能です。
「Xfce」がデフォルトで利用している「Xfwm」では利用できません。

Mint-Yアイコンテーマ

「Mint-Yアイコンテーマ」でもデザインの改善作業が行われています。

新しいエンブレムの追加

アイコンテーマに新しいエンブレムが追加されます。
エンブレムはファイルアイコンの右下に表示される補助的なアイコンです。


ウィンドウコントロールのデザイン改善

タイトルバーに配置されるウィンドウコントロールの内、ウィンドウを最大化および最小化するアイコンのデザインが調整され、より直感的になります。


またアイコン周辺のマウスのホバーゾーンが拡大され、従来よりもウィンドウコントロールのボタンをクリックしやすくなります。

その他デザインの改善

その他デザインの改善作業が行われています。

CSD

「CSD(Client-Side decorations)」を採用しているウィンドウと「CSD」を採用していないウィンドウの見た目の一貫性を向上させるため、影の描写が調整されます。
「CSD」に関しては以下を参照してください。


ウィンドウを閉じるボタン

ウィンドウを閉じるボタンのアイコン周辺ではその背景に円状の描写が行われていますが、ウィンドウにフォーカスがあたっていない時に、この円状の描画を行わないデザインの方が好ましいかどうか検証が実施されています。

これによりフォーカスがあたっているウィンドの区別がよりはっきりし、フォーカスがあたっていないウィンドウの強調表示箇所を減らすことができます。

その他

他にもエンブレムやGTK4対応、カラーバリエーション、Nemoサイドバー、シンボリックアイコン、デスクトップのサウンドイベントといった様々なアートワークの見直しが実施されています。

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