WSL 0.48.2.0の新機能と変更点
「WSL 0.48.2.0」の新機能と変更点をいくつか紹介します。ストアアプリケーション版WSL
ストアアプリケーション版「WSL」の詳細やインストール方法は、以下を参照してください。リリースノート
リリースノートは以下を参照してください。WSLの機能改善や変更
「WSL」に関する機能改善や変更です。1.日本語のローカライズ文字列追加
日本語のローカライズ文字列(ja-JP)が追加されました。2.再試行タイムアウトの追加
以下のコマンド実行時、5秒間の再試行タイムアウトが追加されました。
wsl.exe --mount
3.マウントオプションの改善
「wsl.exe --mount」でマウントするディスク名の前にオプションを指定できるようになりました。例えば以下の記述が可能です。
wsl.exe --mount --vhd foo.vhdx
4.Linux GUIアプリを許可しない設定
各LinuxディストリビューションごとにLinux GUIアプリの無効化を指定できるようになりました。この設定は「/etc/wsl.conf」ファイルに以下の記述をすることで指定できます。
[general]
guiApplications=false
guiApplications=false
WSLの不具合の修正
「WSL」の不具合の修正です。1.Linuxファイルシステム内からWindowsバイナリーを起動できない不具合の修正
Linuxファイルシステム内からWindowsバイナリーを起動できない不具合が修正されました。これにより改善する問題は、以下を参照してください。
2.マウントのエラー処理修正
以下のコマンド実行時のエラー処理が修正されました。
wsl --mount --bare
既知の問題
既知の問題です。- SSHからの接続などセッションが0のLinuxから「WSL」を起動することはできません。
- コンポーネント版「WSL」がインストールされていない場合、エクスプローラーにLinuxのアイコンが表示されません。