Ubuntu 22.04 LTSの公式リポジトリーから.NET 6.0の提供へ
「Ubuntu 22.04 LTS」の公式リポジトリーから「.NET 6.0」を利用できるようになりました。最新版の.NET 6.0をUbuntu 22.04 LTSユーザーに
.NETチームとUbuntuのSRUチームは、最新版の「.NET 6.0」を「Ubuntu 22.04 LTS」ユーザーに提供するため連携して取り組んでいます。従来はdeb版「.NET 6.0」をインストールするために、Microsoftのリポジトリーを追加する必要がありましたが、今後はその必要がなくなるということです。
.NETチームのリリースアナウンスは、以下を参照してください。
ちなみに次期バージョンの「Ubuntu 22.10」でも、「.NET 6.0」が利用できるようになっています。
インストール方法
Microsoftのリポジトリーでは「.NET」だけでなく「PowerShell」など他のソフトウェアも提供しているため、Microsoftのリポジトリーを無効化したくない場合、Microsoftのリポジトリーの優先順位を上げることで「.NET」関連のパッケージをMicrosoftのリポジトリーが提供するパッケージに統一することができます。その方法は以下を参照してください。
- Installing .NET 6 on Ubuntu 22.04 (Jammy) - Use .NET 6 Package via PMC
- Installing .NET 6 on Ubuntu 22.04 (Jammy) - Scenario 2: Use PMC packages after installing native Jammy packages
またMicrosoftのリポジトリーを削除して「.NET」関連のパッケージを「Ubuntu 22.04 LTS」の公式リポジトリーが提供するパッケージに統一したい場合は、以下を参照してください。
- Installing .NET 6 on Ubuntu 22.04 (Jammy) - Use .NET 6 Package via Jammy feed
- Installing .NET 6 on Ubuntu 22.04 (Jammy) - Scenario 1: Use native Jammy packages after installing a previous .NET release from PMC