サポート期間の終了が迫る
「Ubuntu 18.04 LTS」のサポート期間の終了が迫っています。後1ヶ月程でサポートが終わる
「Ubuntu 18.04 LTS」はLTSリリースであり、5年間のサポートが提供されています「Ubuntu 18.04 LTS」は2018年4月26日にリリースされたため、2023年4月までサポートが提供されます。
ちなみにUbuntuの公式フレーバーのサポート期間は、ほとんどの公式フレーバーで3年間です。
ですので3年間のサポート期間を提供する公式フレーバーは、すでに2021年4月にサポートが終了しているため、注意してください。
アップグレードの検討を
「Ubuntu 18.04 LTS」のサポート期間が切れる前に、現在サポート中の新バージョンへの以降を検討してください、LTSリリースでは、現在以下の2種類のバージョンがあります。
- Ubuntu 20.04 LTS(2025年4月までサポート)
- Ubuntu 22.04 LTS(2027年4月までサポート)
「Ubuntu 20.04 LTS」へアップグレードする場合、「Ubuntu 18.04 LTS」から「Ubuntu 20.04 LTS」へ直接アップグレードできます。
「Ubuntu 22.04 LTS」へアップグレードする場合、一旦「Ubuntu 18.04 LTS」から「Ubuntu 20.04 LTS」へ直接アップグレードしてください。
その後「Ubuntu 20.04 LTS」から「Ubuntu 22.04 LTS」へ直接アップグレードしてください。
サポート期間を拡張するUbuntu Pro
止む得ぬ事情により「Ubuntu 18.04 LTS」のサポート期間終了後も「Ubuntu 18.04 LTS」を利用したい場合、「ESM(Extended Security Maintenance)」によるセキュリティーアップデートの拡張サービスがあります。「ESM」を利用することでさらに追加の5年間、つまり2028年4月までセキュリティーアップデートを受けることができます。
「ESM」は「Ubuntu Pro」が提供するサービスの一部であり、「Ubuntu Pro」は主にエンタープライズをターゲットにした「Canonical」が提供する商用サポートサービスです。
詳細は以下を参照してください。
カジュアルユーザーなど一般的なユーザーは、素直に新バージョンの「Ubuntu」へ移行するのが良いでしょう。