Windows 8.1のパーティション縮小後のパーティションの状態を確認する
Windows 8.1のパーティション縮小後のパーティションの状態を確認します。「Windows 8.1をインストールしたパーティションを縮小する」の続きです。
ディスクの管理でパーティション構成を確認する
「ディスクの管理」を起動すると、以下のようにパーティションの情報が表示されます。ブートパーティション
Windows 8.1をインストールしたパーティションです。以下のようにパーティションのサイズが縮小されていることが分かります。
上記以外のパーティションに変更はありません。
ディスクの空き領域
パーティションの縮小によりディスクに空き領域(未割り当て)が作られています。この空き領域にUbuntuをインストールします。
ブート構成データ(BCD)の情報を確認する
ブート構成データ(BCD)の情報を見てみます。以下のようにブート構成データ(BCD)の情報が表示されます。
C:\Windows\system32>bcdedit
Windows ブート マネージャー
--------------------------------
identifier {bootmgr}
device partition=\Device\HarddiskVolume2
path \EFI\Microsoft\Boot\bootmgfw.efi
description Windows Boot Manager
locale ja-JP
inherit {globalsettings}
integrityservices Enable
default {current}
resumeobject {08c5b9c9-d1f1-11e3-b107-94ced5f37e35}
displayorder {current}
toolsdisplayorder {memdiag}
timeout 30
Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier {current}
device partition=C:
path \Windows\system32\winload.efi
description Windows 8.1
locale ja-JP
inherit {bootloadersettings}
recoverysequence {08c5b9cb-d1f1-11e3-b107-94ced5f37e35}
integrityservices Enable
recoveryenabled Yes
isolatedcontext Yes
allowedinmemorysettings 0x15000075
osdevice partition=C:
systemroot \Windows
resumeobject {08c5b9c9-d1f1-11e3-b107-94ced5f37e35}
nx OptIn
bootmenupolicy Standard
Windows ブート マネージャー
--------------------------------
identifier {bootmgr}
device partition=\Device\HarddiskVolume2
path \EFI\Microsoft\Boot\bootmgfw.efi
description Windows Boot Manager
locale ja-JP
inherit {globalsettings}
integrityservices Enable
default {current}
resumeobject {08c5b9c9-d1f1-11e3-b107-94ced5f37e35}
displayorder {current}
toolsdisplayorder {memdiag}
timeout 30
Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier {current}
device partition=C:
path \Windows\system32\winload.efi
description Windows 8.1
locale ja-JP
inherit {bootloadersettings}
recoverysequence {08c5b9cb-d1f1-11e3-b107-94ced5f37e35}
integrityservices Enable
recoveryenabled Yes
isolatedcontext Yes
allowedinmemorysettings 0x15000075
osdevice partition=C:
systemroot \Windows
resumeobject {08c5b9c9-d1f1-11e3-b107-94ced5f37e35}
nx OptIn
bootmenupolicy Standard
特に変更はありません。
Cドライブのプロパティーを確認する
Windowsがインストールされているディスクのプロパティーを見ると、以下のようになっています。パーティションを縮小したため、容量が減っています。
Ubuntuでパーティション構成を確認する
Ubuntuの「GParted」でパーティション構成を確認すると、以下のような構成になっています。/dev/sda4
Windows 8.1をインストールしたパーティション(ブートパーティション)です。パーティションを縮小したため、容量が減っています。
未割り当て
パーティションの縮小によりディスクに空き領域(未割り当て)が作られています。この空き領域にUbuntuをインストールします。
Cドライブのチェックを行う
次のステップでUbuntuのインストールを行うのですが、ここで念の為Cドライブのチェックを行っておきます。補足
もし他にもNTFSパーティションが存在する場合、それらのパーティション(ファイルシステム)のチェックも行っておくとよいでしょう。UbuntuではNTFSボリュームにアクセスする機能がありますが、NTFSを完全に修復する機能はありません。
NTFSを完全に修復できるのはWindowsだけです。
1.ディスクのチェック画面の表示
Cドライブのプロパティー画面を開き、「ツール」タブから「チェックする」ボタンをクリックします。2.ドライブのスキャン
これ以降、環境により表示される画面が異なります。画面の案内に従い操作してください。
「ドライブのスキャン」ボタンをクリックします。
3.ディスクのチェック開始
以下のようにディスクのチェックが開始されます。4.ディスクのチェック完了
ディスクのチェックが完了すれば以下のような画面が表示されます。「閉じる」ボタンをクリックします。
以上で完了です。
「高速スタートアップを無効にする」に続きます。