ファイルやフォルダーの上書きチェックを無効にする
デフォルトでは、ファイルやフォルダーの名称を変換する際、既に同名のファイルやフォルダーがないかチェックが行われます。例えば、以下のようにファイル名の変更を行ってみます。
「1.txt」ファイルは既に存在しているため、この状態で「Rename」ボタンをクリックすると、以下のように警告画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックすると、ファイル名の変換をすべて中止します。
このファイルやフォルダーの上書きチェックを無効にすることができます。
上書きチェックの切り替え
「Options」メニューを開き「Disable security check」をクリックします。チェックをオンにすれば、ファイルやフォルダーの上書きチェックが無効になります。
もし名称変換時に同名のファイルが存在していた場合、既存のファイルは上書きされます。
もし名称変換時に同名のフォルダーが存在していた場合、名称を変換するフォルダーの名称は、一時的な名称に変換されます。
注意
ファイルを上書きする際、特にメッセージなどは表示されません。操作ミスを回避するためにも、上書きチェックを無効しないほうが良いです。
ファイルやフォルダー名の変換ログを表示する
「GPRename」では、ファイルやフォルダー名の変換ログを作成します。このログを表示します。
1.ログの表示
「Options」メニューを開き「View log」をクリックします。2.ログ
以下のように、ファイルやフォルダー名の変換ログが表示されます。ただし、日本語のファイル名は文字化けしています。
「Clear」ボタンをクリックすると、ログを削除します。
ログを直接見るには
日本語が文字化けしている場合、ログを直接テキストエディターで開けば、文字化けせずにログを見ることができます。ログファイルは、「~/.config/gprename/gprename_log」です。
テキストエディターでログを開くと、以下のようにログが表示されます。