削除されたファイルを無視して、ファイルをステージングエリアに追加する
「ワーキングディレクトリー」から削除されたファイルを無視して、ファイルをステージングエリアに追加します。操作対象のファイルに「ワーキングディレクトリー」から削除されたファイルがあった場合、そのファイルは操作対象から外します。
従って、「ワーキングディレクトリー」から削除されたファイルは「ステージングエリア」から削除されません。
1.ワーキングディレクトリーの確認
「ワーキングディレクトリー」内のファイルは、以下のようになっています。ここでは例として、後で「ワーキングディレクトリー」から「master.txt」を削除します。
2.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、以下のようになっています。3.ファイルの削除
「ワーキングディレクトリー」から「master.txt」を削除します。4.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、以下のようになっています。「master.txt」が削除されたファイルとして認識されています。
5.コマンドの実行
コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。オプション |
---|
|
「端末」から、以下のコマンドを実行します。
コマンドの詳細は、「ステージングエリアにファイルを追加するコマンドの説明」を参考にしてください。
ポイントは赤字の箇所です。
git add --verbose --no-all '*'
6.コマンドの実行結果
「ワーキングディレクトリー」にある「newFile.txt」ファイルが、「ステージングエリア」に追加されたと表示されます。7.ワーキングディレクトリーの状態
「ワーキングディレクトリー」の状態を見ると、以下のようになっています。「newFile.txt」ファイルは、「ステージングエリア」から削除されていません。