サブモジュール初期化時に参照リポジトリーを指定して、サブモジュールを更新する
「サブモジュール」初期化時に参照リポジトリーを指定して、「サブモジュール」を更新します。すでにクローン済みの「サブモジュール」に対して参照リポジトリーを指定しても、効果がありません。
「参照リポジトリーを指定して、サブモジュールを追加する」も参考にしてください。
1.参照リポジトリー
ここでは例として、以下のリポジトリーを「参照リポジトリー」に指定します。「参照リポジトリー」のパスは、「~/Git/mySubProject」です。
2.サブモジュールの状態
「サブモジュール」の状態を見てみます。以下のように、「mySubProject」サブモジュールが配置されています。
3.コマンドの実行
コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。オプション | オプションの値 |
---|---|
--reference | 参照リポジトリーのパス |
「端末」から、以下のコマンドを実行します。
コマンドの詳細は、「サブモジュールを更新するコマンドの説明」を参考にしてください。
ポイントは、赤字の箇所です。
git submodule update --init --reference ../mySubProject --checkout
4.コマンドの実行結果
以下のように、「サブモジュール」の初期化とクローン及び、チェックアウトが行われます。5.alternatesファイル
「参照リポジトリー」を指定したため、「サブモジュール」の「Gitディレクトリー」に「alternates」ファイルが生成されています。「alternates」ファイルの配置場所は、「~/Git/myCloneProject/.git/modules/mySubProject/objects/info」です。