トラックされていないファイルをワーキングツリーから削除する
「トラックされていないファイル」を「ワーキングツリー」から削除します。gitignoreで指定されているファイルについて
デフォルトでは、「gitignore」で指定されているファイルは削除対象外です。サブフォルダー以下のファイルも再帰的にチェックされる
サブフォルダー以下のファイルも再帰的にチェックされ、「トラックされていないファイル」は削除対象になります。トラックされていないファイルしか存在しないサブフォルダーは削除対象外
デフォルトでは、「トラックされていないファイル」しか存在しないサブフォルダー内のファイルは、削除対象外です。言い換えると、自身がトラックされていないフォルダーは、削除対象外です。
clean.requireForce設定について
「clean.requireForce」設定が「false」に設定されていない場合、ユーザーはファイルの削除を明示するオプションを指定しない限り、ファイルの削除は行われません。デフォルトでは、「true」に設定されています。
また以下のオプションは、「clean.requireForce」設定に関わらず利用できます。
- --dry-run
- --interactive
コマンドの実行例
コマンドの実行例です。1.ワーキングツリーの状態
「ワーキングツリー」の状態を確認すると、以下のようになっています。「トラックされていないファイル」が2つ存在します。
2.ワーキングディレクトリー
「ワーキングディレクトリー」を「Nautilus」で開くと、以下のようになっています。3.コマンドの実行
「端末」から、以下のコマンドを実行します。コマンドの詳細は、「トラックされていないファイルをワーキングツリーから削除するコマンドの説明」を参考にしてください。
git clean