指定されたコミットオブジェクトから後方に向かってタグを検索する
指定されたコミットオブジェクトから後方に向かって「タグ」を検索します。「タグ」は、「注釈付きのタグ」と「軽量タグ」が検索対象になります。
1.ブランチの確認
現在のブランチ構成を確認すると、以下のようになっています。現在のブランチは、「master」ブランチであることが分かります。
同様に、「HEAD」は「master」ブランチを指していることが分かります。
2.タグの確認
タグの一覧を表示すると、以下のようになります。3.ブランチのとタグの構成
ブランチとタグの構成を図にすると、以下のようになっています。ここでは例として、「Commit1」から検索を開始します。
「Commit1」の識別子は、「1435f6869ab8390855ad33f52c641c1e0d93c1b2」です。
4.コマンドの実行
コマンドのオプションは、以下のオプションを指定します。オプション |
---|
--contains |
「端末」から、以下のコマンドを実行します。
コマンドの詳細は、「コミットオブジェクトから到達できる最初の参照を表示するコマンドの説明」を参考にしてください。
git describe --contains 1435
5.コマンドの実行結果
以下のように、「コミットオブジェクト」から後方に向かって到達できる最初のタグが表示されます。タグの情報は、見つかったタグから検索を開始した「コミットオブジェクト」を相対で表示します。
上記の「alpha~2」は、「alpha」タグが指す「コミットオブジェクト」から2つ前の「コミットオブジェクト」を指しています。
すなわち、検索を開始した「コミットオブジェクト」を指しています。