ファイルとアプリの関連付け
Windowsと同じようにファイルの種類とアプリの関連付けが行われており、Nautilusでファイルをダブルクリックすれば関連付けられたアプリが起動します。
しかしその関連付けとは別のアプリで開きたい場合がります。
また、既定のアプリを変更したい場合もあります。
アプリとの関連付けには2種類の関連付けがあります。
既定のアプリケーション
ファイルをダブルクリックした時など、アプリの指定を行わずにファイルを開く場合などに使用されるデフォルトのアプリの事です。
推奨するアプリケーション
既定のアプリケーションの候補となるアプリケーションのことです。例えば、複数のテキストエディタをインストールした場合、
それらは推奨するアプリケーションとして関連付けられます。
インストールするアプリの関連付け
アプリはインストールするタイミングで、ファイルの種類と自分を関連付けます。例えばLeafpadというテキストエディタをインストールすると、
Leafpadとテキストファイルを関連付け、「推奨アプリケーション」にLeafpadを登録します。
この場合、既定のアプリは変更しませんが、テキストファイルを右クリックすると、
「Leafpadで開く」という項目が追加されています。
またアプリによっては、自分を既定のアプリケーションとして設定するものもあります。
ブラウザーがそうですね。
起動時に自分が既定のアプリケーションとなっているか確認し、
そうではない場合は自分を既定のアプリケーションとするか尋ねてきます。
別のアプリで開く
関連付けられたアプリとは別のアプリで開きます。1.アプリ選択画面の表示
ファイルを右クリックして、「別のアプリで開く」を選択します。もしすでにメニュー内に別のアプリが表示されている場合は、それを選択すれば良いです。
メニューの一番上に表示されているアプリが、既定のアプリになります。
2.以下の画面が表示されます。
「推奨アプリケーション」内にアプリが見つかった場合は、
アプリを選択して「選択」ボタンをクリックします。
別のアプリケーションを表示する
「推奨アプリケーション」内にアプリ見つからない場合は、「別のアプリケーションを表示する」ボタンをクリックします。
「別のアプリケーション」内にアプリが見つかった場合は、
アプリを選択して「選択」ボタンをクリックします。
オンラインでアプリケーションを探す
それでも見つからない場合、「オンラインでアプリケーションを探す」ボタンをクリックします。この中にアプリが見つかった場合は、
インストールチェックを居んにして「インストール」ボタンをクリックします。
インストールが完了すると、「推奨アプリケーション」内にアプリが表示されるので、
それを選択して「選択」ボタンをクリックします。
推奨アプリケーションへの登録
「推奨アプリケーション」以外のアプリを選択しファイルを開くと、選択されたアプリは「推奨アプリケーション」として登録されます。
その場合、右クリックで表示されるメニューにも登録されます。
ここで行った設定は、既定の関連付けを変更しません。
たまに既定のアプリとは異なるアプリで開きたい場合は、この方法を取るとよいでしょう。
ファイルとアプリの関連付けを変更する
こちらは上記の方法と違い、既定のアプリを変更します。1.プロパティの表示
ファイルを右クリックして、「プロパティ」を選択します。2.開き方の表示
ファイルのプロパティが表示されるので、「開き方」タブをクリックします。3.別のアプリケーションを表示する
「別のアプリケーションを表示する」ボタンをクリックすると、インストール済みのアプリケーションが表示されます。アプリを選択して「追加」ボタンをクリックすると、「推奨アプリケーション」にアプリが登録されます。
デフォルト設定にする
選択されたアプリを、このファイルの種類の既定アプリとして登録します。リセット
このファイルの種類の関連付け設定を元に戻します。要はユーザーが行った関連付けに関する設定を削除する、という事です。
閉じる
この画面を閉じます。推奨アプリケーションの登録を解除する
推奨アプリケーションは右クリックで表示されるメニューに表示されますが、推奨アプリケーションの登録から解除することができます。