テスト結果
一連のテストが終わるとテスト結果の送信や表示を行うことができます。Ubuntu Friendlyにテスト結果を送信する場合は、
(可能なら)Launchpadアカウントのメールアドレスを入力して、
「Submit results」ボタンをクリックします。
「View results」ボタンをクリックすると、テスト結果が表示されます。
ハードウェア情報
テスト結果ではなく、テストしたPCのハードウェア情報です。Desktop Management Interface information
DMIの情報が表示されます。後ほど出てくる「dmidecode」の方が読みやすいかな。
sysfs-attributes
「/sys/devices」以下の情報が表示されます。ハードウェアやデバイスドライバの情報です。
以下はあるUSBデバイスのディスクリプター情報です。
Processors
CPUの情報です。論理コアごとに表示されます。
後ほど出てくる「cpuinfo」よりこちらのが読みやすいでしょう。
ソフトウェア情報
テスト結果ではなく、テストしたPCのソフトウェアの情報です。Packages Installed
インストールされているパッケージのリストです。Installed version of Ubuntu
Ubuntuのバージョンです。テスト結果
テスト結果です。Test
テストした結果が表示されます。緑色の項目はテストに合格しています。
赤色の項目はテストに失敗した項目です。
テストに失敗した場合は、「Comment」を見ると失敗した理由が書かれています。
灰色の項目や白色の項目は、テストをパスしたか、
テストの必要がなくテストしなかった項目です。
「Comment」に
「Job requirements not met: 'package.name == 'パッケージ名'' 」
と記述されている場合は、テストに必要なパッケージがありません。
同じように
「Job requirements not met: 'device.category == 'カテゴリ名'' 」
と記述されている場合は、テストに必要なデバイスやドライバがありません。
ログと環境
OSのログや環境に関する情報が表示されます。cat /proc/asound/card*/codec#*
サウンドデバイスに関する情報です。ドライバが見つからなかったようで、情報が表示されていません。
cat /proc/cpuinfo
CPUの情報です。「cpu MHz」は現在のクロック数を表示しており、
クロック数が可変のCPUはこの値が随時変わります。
cat /var/log/dmesg | ansi_parser
デバイスに関係するメッセージが表示されます。例えばUSBデバイスを抜き差しすると、このログに情報が表示されます。
dmidecode
DMIの情報が表示されます。lspci -vvnn
PCIやPCI Expressにつながっているハードウェアの情報が表示されます。find /etc/modprobe.* -name \*.conf | xargs cat
「/etc/modprobe.d」ディレクトリー内のconfファイルの中身が表示されます。カーネルモジュール関係の情報です。
cat /etc/modules
起動時に明示的に読み込まれるカーネルモジュールのリストが表示されます。gcov_tarball
コードカバレッジ関係の情報のようですが、詳細は不明。「lcov」パッケージをインストールしていないため、情報が表示されていません。