catコマンド
catコマンドは、テキストファイルの中身を表示するコマンドです。複数のファイルをまとめて表示することもできます。
使い方
cat [オプション]... [ファイル]...catコマンドのオプション
bオプション
行番号を表示しますが、空白行は行番号を割り振りません。nオプション
行番号を表示します。Tオプション
タブを「^I」で表現します。Eオプション
行末を「$」文字で表現します。catコマンドの例
例1:現在のディレクトリの「a.txt」ファイルの中身を表示する
cat a.txt例2:現在のディレクトリの「a.txt」、「b.txt」ファイルの中身を表示する
cat a.txt b.txt例3:行番号付きで「a.txt」ファイルの中身を表示する
cat -n a.txt例4:行番号と行末表示付きで「a.txt」ファイルの中身を表示する
cat -nE a.txttailコマンド
tailコマンドはテキストファイルの中身を、最終行から指定された行数分表示するコマンドです。
複数のファイルをまとめて表示することもできます。
デフォルトで表示する行数は10行です。
またファイルの中身を継続的に表示することができるため、ログファイルの表示によく使われます。
使い方
tail [オプション]... [ファイル]...tailコマンドのオプション
nオプション
表示する行数を指定します。fオプション
継続的にファイルの中身を表示します。よく使うオプションです。
「Ctrl + C」キーで終了します。
pidオプション
指定されたプロセスが終了するまで、継続的にファイルの中身を表示します。プロセスの指定は、プロセスIDで行います。