ライブメディアからUbuntuが起動しないときは
PCのハードウェア構成によっては、Ubuntuがライブメディアから起動せず紫色や真っ黒な画面で動作が停止することがあります。
そのような状況になったら、ブートオプションを変更して起動してみます。
1.言語選択画面の表示
ライブメディアから起動すると、最初に以下の画面が表示されます。この画面が表示されたらキーボードのキーを押します。
キーは何でも良いです。
この画面すら表示されない場合は、
ライブメディアの起動順序がHDDより先になっているかBIOSで確認します。
起動順序の確認や設定はPCの説明書を参照します。
起動順序が正しい場合、ライブメディアやハードウェアが壊れている可能性があります。
2.言語の選択
言語の一覧が表示されるので「日本語」を選択します。3.ブートメニューの表示
以下のようにブートメニューが表示されます。4.ブートオプションの指定
「F6」キーを押します。よく使われるブートオプションのリストが表示されます。
指定するオプションを選択して「エンター」キーを押すとオプションが有効になります。
指定されたオプションには「x」マークが表示されます。
複数のオプションを指定できます。
有効にしたオプションを選択して「エンター」キーを押すとオプションが無効になります。
オプションを設定したら、「ESC」キーを押します。
5.追加オプションの指定
画面下部に「起動オプション」が表示されます。指定したオプションは表示されませんが、ここに追加オプションを指定することもできます。
「quite splash」オプションを削除して
「インストールせずにUbuntuを試してみる」を選択すると、
画面に詳細ログが表示されるようになります。
起動時にフリーズする場合は、このログを見ることでなにかヒントが得られるかもしれません。
ブートオプションのヘルプ
「F1」キーを押すとヘルプが表示されます。ブートオプションに関するヘルプは、「F6」「F7」「F8」キーで表示されます。
ヘルプ画面は「ESC」キーで閉じます。
ブートオプションのリストにないオプションは、
自分で「起動オプション」に指定する必要があります。