RAIDアレイのフォーマット
RAIDアレイのフォーマットはパーティションテーブルの作成です。ボリュームを使用する前にまずRAIDアレイのをフォーマットします。
既存のパーティションを全て削除する場合や、
パーティションテーブルの形式を変更したい場合は、 RAIDアレイをフォーマットします。
注意事項1
ボリューム（パーティション）がマウントされているとフォーマットが行えません。該当HDDのボリュームをすべてアンマウントしてからフォーマットしてください。
注意事項2
フォーマットするRAIDアレイのデータは全て削除されますので注意してください。全てのパーティションが削除されます。
RAIDアレイを間違ってフォーマットしないように、
どのRAIDアレイをフォーマットするのか、
事前にデバイスファイルをよく確認しておきましょう。
注意事項３
ここで行うフォーマットは、パーティションのフォーマットではありません。パーティションを個別にフォーマットしたい場合は、
「パーティションのフォーマット」を参考にしてください。
注意事項4
GPartedなど他のディスク管理アプリは終了しておいてください。エラーの原因になります。
1.フォーマット画面の表示
RAIDアレイの画面から「RAIDアレイをフォーマット/消去」ボタンをクリックします。
2.フォーマット
フォーマット画面が表示されます。
注意事項
日本語環境だとフォーマット画面が大きく、画面全体が表示されません。はみ出した画面は以前紹介した方法で移動することができます。
また、パーティションテーブルのメニューにフォーカスがある状態で、
「TAB」キーを2回押せば「フォーマット」ボタンにフォーカスが移ります。
その状態で「エンター」キーを押せば「フォーマット」ボタンをクリック出来ます。
あるいは英語環境で利用するのもよいでしょう。
上記の画像は切った貼ったしています。
スキーム
「スキーム」のメニューからパーティションテーブルの形式を選択します。
マスターブートレコード
２TB以下のRAIDアレイでよく使われるパーティションテーブルです。MBRです。
GUID パーティションテーブル
2TBを超えるRAIDアレイでよく使われるパーティションテーブルです。GPTです。
パーティション分割しない
パーティションテーブルを作成しません。ほとんど使うことはないかな。
Apple パーティションマップ
Mac（PPC）向けのパーティションテーブルです。まず使いません。
スキームを設定したら、「フォーマット」ボタンをクリックします。
3.フォーマットの確認
以下の確認が表示されるので、問題なければ「フォーマット」ボタンをクリックします。
4.フォーマット完了
RAIDアレイのフォーマットはこれで完了です。以下のようにボリュームが「未使用領域」と表示されます。
後はこの「未使用領域に」パーティションを作成していきます。
