RAIDアレイのUI構成
RAIDアレイ選択時はUI構成が変わります。とはいえ、ボリュームについては通常のボリュームと扱いは同じです。
RAIDアレイ
「ストレージ・デバイス」でRAIDアレイを選択すると、以下のようにRAIDアレイの詳細が表示されます。
レベル
RAIDのレベルです。名前
RAIDアレイの名前です。ファイルシステムの名前とは別のものです。
状態
RAIDアレイの状態です。「実行中」と表示されていれば、RAIDアレイ及びボリュームを利用できます。
RAIDアレイを部分的に構築中なら、
「停止中です。部分的に構築されています。」と表示されます。
アクション
RAIDアレイが行なっている処理が表示されます。例えばRAIDアレイを再構築中なら「再構築中」と表示されます。
通常は「アイドル」が表示されます。
メタデータのバージョン
スーパーブロックフォーマットのバージョンとサブバージョンです。パーティション
パーティションテーブルの形式です。容量
RAIDアレイの容量です。コンポーネント
RAIDアレイを構成しているストレージの数です。ボリューム
RAIDアレイのボリュームの情報が表示されます。通常のボリュームと同じですので、「ボリュームの情報を表示する」を参考にしてください。
ただ「デバイス」はRAIDアレイ用のデバイスファイルが表示されます。
ボリュームのデバイスファイル
「/dev/md127p1」と表示されていますが、md127がボリュームのデバイスファイルです。
通常のHDDの場合、sda,sdb,sdc…といった感じにファイル名が付けられますが、
RAIDアレイの場合、md0,md1,md2…といった感じにファイル名が付けられます。
ただし必ずしも0から数値が始まるわけではありません。
パーティションのデバイスファイル
md127p1が上記画像のVol1パーティションのデバイスファイルです。通常のHDDの場合、sda1,sda2,sda3…といった感じに付けられますが、
RAIDアレイの場合は、md127p1,md127p2,md127p3…といった感じに付けられます。