Lubuntu
Lubuntuはデスクトップ環境にLXDEを採用したUbuntuの派生ディストリビューション(フレーバー)です。Lubuntuの特徴
Lubuntuの特徴です。UIは分かりやすく表現するため、Windowsの表現を使用しています。
全般
標準でインストールされるアプリは少なく、シンプルな構成になっています。余計なアプリをインストールして欲しくない人にとっては、良いフレーバーでしょう。
一部のアプリはUbuntuのアプリがそのまま採用されています。
UI全般
Windows 2000/Windows 95系のUIです。画面下部にスタートメニューやタスクバー、タスクトレイがあるため、Windowsユーザーならそれほど違和感なく利用できると思います。
日本語対応について
もちろん日本語にも対応しています。Mozcで日本語入力が利用できますし、UIも日本語で表示されるようになります。
またLiveメディアも多くのアプリが日本語で表示できます。
Ubuntuと同程度に日本語化されていますが、一部英語のまま提供されるアプリも存在します。
パフォーマンス
LubuntuのパフォーマンスはUbuntuよりも軽く、Ubuntuと同じアプリや軽めのアプリがインストールされています。Lubuntuはフレーバーの中で最も軽いフレーバーです。
Xubuntuよりもさらに軽量です。
Ubuntuでは動作が重い場合やシングルコアのCPUなら、Lubuntuは良い選択肢の一つです。
Lubuntuの情報
情報量はUbuntuの情報量と比較すると少なくなります。しかしUbuntuと共有しているパッケージが多いため、Ubuntuの情報やテクニックが流用できます。
またUbuntu日本語フォーラムで質問することもできます。
UI周りの情報を「Lubuntu」で検索しても見つからない場合は、「LXDE」で検索してみるのもよいでしょう。
Lubuntuのバージョン
Ubuntuと同じバージョン表記です。現時点での最新バージョンはLubuntu 12.10です。
Ubuntu 12.10もLubuntu 12.10も2012年10月18日にリリースされています。
現状LTS版は存在せず、Lubuntu 12.04は通常リリースと同じ扱いです。
従ってLubuntu 12.04もLubuntu 12.10もサポート期間は1年半になります。
Wubiについて
Lubuntu 12.10はWubiに対応しています。Lubuntuのインストールについて
Ubuntuと同じようにGUIのインストーラーが提供されており、Ubuntuのインストーラーと同じです。インストールは難しくありません。
Ubuntuをインストールしたことがある人なら余裕です。
UbuntuとLubuntuの共存について
UbuntuからLubuntuをインストールする場合、Ubuntuソフトウェアセンターからインストールすることが可能です。ただし注意事項は目を通しておいてください。
Lubuntu Desktop environment
Lubuntuのインストールパッケージです。Ubuntuソフトウェアセンターから「lubuntu-desktop」で検索します。
Lubuntuのダウンロード
Lubuntuをダウンロードします。今回は現時点で最新版のLubuntu 12.10 64bit版をダウンロードします。
ちなみにLubuntu 日本語 Remixは存在しません。
Lubuntu 12.10のリリースノートはこちらです。
1.Get Lubuntu
Lubuntuの公式サイトにアクセスし、「Download lubuntu 64-bit (AMD64) desktop CD」をクリックします。ちなみに「Download lubuntu (Intel x86) desktop CD」をクリックすると、32bit版がダウンロードとできます。
ライブメディアの作成について
ダウンロードしたディスクイメージからライブメディアが作成できます。作り方はUbuntuと同じです。