Lubuntuの日本語化
LubuntuはUbuntu同様に多言語対応なので、日本語を利用することができます。インターネットに接続してLubuntuをインストールした場合は、言語設定が日本語になっています。
インターネットに接続せずインストールした場合は、日本語設定が不十分なので以下の手順で日本語に対応させます。
事前にインターネットに接続しておきます。
1.言語サポートの起動
アプリケーションメニューを開き、「設定」から「言語サポート」をクリックします。
英語環境の場合
「Language Support」をクリックします。
2.言語の確認
日本語パッケージが不足している場合は、ここでインストールが促されます。インストールが促されたら表示されている内容に従い、パッケージのインストールを行います。
以下のように「メニューとウィンドウの言語」一覧の一番上に「日本語」が表示されていればOKです。
また「キーボード入力に使うIMシステム」が「ibus」になっていることを確認します。
もしログイン画面が英語表記になっている場合、「システム全体に適用」ボタンをクリックすれば日本語表記に変わります。
次に「地域フォーマット」のタブをクリックして「通常は以下の方式で数字・日付・通貨単位を表示する」が「日本語」になっていることを確認します。
後はこの画面を閉じて再ログインするか、PCを再起動してください。
以上で完了です。
英語環境の場合は、引き続き以下の手順を実行します。
英語環境の場合
英語環境の場合、日本語パッケージがインストールされているか確認します。「Install / Remove Language」ボタンをクリックします。
3.言語パッケージの確認
以下のように言語の一覧が表示されるので、「Japanese」にチェックがはいっているか確認します。もしチェックが入っていない場合は、チェックを入れて「Apply Changes」ボタンをクリックします。
チェックが入っている場合は、「Cancel」ボタンをクリックしてこの画面を閉じ、手順「5.」に飛びます。
4.言語パッケージのインストール
言語パッケージがインストールされます。以下の画面が表示されるので、ログインしているユーザーのパスワードを入力します。
言語パッケージのダウンロードとインストールが行われます。
5.言語の設定
以下のように言語一覧（Language for menus and windows）に「日本語」があるので、これを一覧の一番上にドラッグ＆ドロップで移動します。
以下のようになればOKです。
「Apply System-Wide」ボタンをクリックします。
7.ibusの選択
「Keyboard input method system」で「ibus」を選択します。
8.地域フォーマットの設定
「Dispaly numbers, dates and currency amounts in the usual format for」のボタンをクリックして、メニューから「日本語」を選択します。
以下のようになればOKです。
「Apply System-Wide」ボタンをクリックします。
この画面を閉じて再ログインするか、PCを再起動してください。
またログインする際は、ログイン画面で「日本語」を選択してください。
9.標準フォルダー名の変更
ログインすると以下の画面が表示されます。Windowsで言うところの「マイドキュメント」等標準フォルダー名を日本語にするかどうかの確認です。
「名前を更新する」ボタンをクリックします。
後はUbuntu同様に「Japanese Teamによる追加パッケージ」を追加しておきます。
Mozcもインストールしておくと良いでしょう。
