PGP公開鍵のプロパティー画面（信用度）
プロパティー画面を表示し「信用度」タブをクリックすると、PGP公開鍵の信用に関する情報が表示されます。
他の鍵にある'ユーザー'からの署名を信用する
チェックをオンにすると、この鍵で署名されている他のPGP公開鍵を信用します。この鍵を信用できるならオンにしておきます。
また、「詳細」タブの「この所有者の信用度」と連動しています。
公開鍵に署名
自分の鍵で他人の公開鍵に署名します。署名することで、公開鍵の信用度が上がります。
「他の鍵」一覧画面から行う方法と、プロパティー画面から行う方法があります。
ただし既に署名してある場合は、プロパティー画面から署名を行うことはできません。
注意（2013/3/16）
少なくともバージョン 3.6.2以下のSeahorseには署名を失効させる機能が実装されていません。署名を失効させるにはgpg(2)コマンドを利用するか、別のアプリを利用する必要があります。
バージョン 3.6.2のSeahorseはUbuntu 12.10にインストールされるバージョンです。
プロパティー画面から署名を行う
プロパティー画面から署名を行う方法です。1.署名画面の表示
「信用度」タブをクリックし、「この鍵に署名する」ボタンをクリックします。
2.署名の設定
以下の画面が表示されるので、署名を行います。
この鍵をどれくらい入念にチェックしたか
署名する鍵の信頼度を選択します。各選択肢をクリックすると、下に説明が表示されます。
説明の内容にあった選択肢を選択します。
この署名を他人に公開しない
鍵サーバーへのエクスポート等署名した鍵をエクスポートする際に、この署名情報をエクスポートしません。自分の環境でのみ署名を有効にしたい場合はチェックをオンにします。
オフにすると、署名情報もエクスポートされます。
チェックをオンにした場合、他のユーザーにこの署名は公開されません。
後日、この署名を失効させることができます。
チェックをオンにすると、署名後に署名の失効を行うことができます。チェックをオンにすると、署名後に署名の失効は行えません。
鍵の署名者
この鍵に署名するプライベートPGP鍵をメニューから選択します。各設定を行ったら、「署名する」ボタンをクリックします。
3.署名完了
以下のようにPGP公開鍵に自分の署名がつきます。また「この鍵に署名した人」の一覧が表示され、一覧に署名した鍵が表示されます。
信用している人達の署名だけを表示する
チェックをオンにすると、鍵の信用度で信用する設定にしている鍵（署名）のみを表示します。他の鍵一覧画面から署名を行う
「他の鍵」一覧画面から署名を行う方法です。1.鍵の選択
署名を行いたいPGP公開鍵を選択します。
2.署名画面の表示
「ファイル」メニューの「鍵に署名する」をクリックします。
ツールバーから「署名」ボタンをクリックしても良いです。
または、択した鍵を右クリックして表示されるメニューから「鍵に署名する」をクリックします。
後は上記「プロパティー画面から署名を行う」の「2.署名の設定」と同じです。
