UbuntuのアプリにWindowsのボリュームを表示させないようにする
UEFIに限った内容ではありませんが、WindowsとUbuntuをインストールした環境では、UbuntuからWindowsをインストールしたボリュームがNautilusのサイドバー等に表示されます。UbuntuではNTFSでフォーマットされたボリュームが読み込めるため、そのままマウントしてボリュームの中身を操作することができます。
しかし回復パーティションなど、利用しないボリュームが表示されても邪魔なだけですので、Ubuntuのアプリからはこれらのボリュームを表示させないようにしたほうが良いでしょう。
Windowsをインストールしたボリュームを表示させたくない時も、この方法を利用するとよいでしょう。
以下の環境では、Windows 8とUbuntu 13.04がインストールされており、Windows 8が作成した回復パーティション（ボリューム）とWindows 8がインストールされているパーティション（ボリューム）がNautilusに表示されています。
ボリュームを非表示にする方法
UbuntuのアプリからWindowsのボリュームが表示されなくなります。ただし、ディスク管理系のアプリではディスクが表示されるため、ディスクに対する操作が可能です。
1.ディスクの起動とマウントオプション設定画面の表示
「ディスク」を起動し、アプリに表示させたくないパーティション（ボリューム）を選択します。
「マウントオプション設定画面」を表示します。
2.マウントオプションの設定
以下の設定を行います。- 自動マウントオプション：オフ
- 起動時にマウントする：オフ
- ユーザーインターフェースに表示：オフ
設定したら「OK」ボタンをクリックします。
3.パスワードの入力
以下の画面が表示されるので、管理者ユーザーのパスワードを入力します。
4.設定完了
以下のように、設定を行ったパーティション（ボリューム）はNautilus等のアプリに表示されなくなります。
