外観タブの変更点
「外観」タブは以前のバージョンでは「Appearance settings」と表示されていました。コントロールの配置が変更され、「GRUB2」テーマの読み込みに対応しました。
GRUB2テーマ
「GRUB2テーマ」は「GRUB2」のブートメニューで使用する画像やフォント、設定等をまとめたファイル群です。テーマの定義は「theme.txt」ファイル内で行います。
以下のように大幅にブートメニューの見た目を変更することが可能です。
Theme
メニューから「GRUB2テーマ」を選択します。「GRUB2テーマ」は予め読み込んでおく必要があります。
(Custom Settings)
自分で「GRUB2」の見た目を設定する場合、「(Custom Theme settings)」を選択します。GRUB2テーマを読み込む
「GRUB2テーマ」を「Grub Customizer」に読み込みます。「Grub Customizer」で「GRUB2テーマ」を選択する場合、予め「GRUB2テーマ」を読み込んでおく必要があります。
アーカイブから読み込む
「Grub Customizer」では、「tar.gz」で圧縮されたアーカイブから「GRUB2テーマ」を読み込みます。もし入手した「GRUB2テーマ」が異なるアーカイブ形式だった場合、一旦その「GRUB2テーマ」を解凍し、「tar.gz」で再圧縮してください。
フォルダー階層に注意
アーカイブファイル内のフォルダー階層に注意してください。少なくとも「theme.txt」ファイルはアーカイブファイル直下にある必要があります。
正しい例
以下のように「アーカイブマネージャー」でアーカイブを開いた時に、「theme.txt」ファイルが「/」直下に存在している必要があります。ダメな例
以下のように「/」直下に「theme.txt」ファイルと共にブートメニューで利用するファイル群がない場合は、「Grub Customizer」で読み込めません。もしこのようなアーカイブファイルだった場合は、一旦適当な場所に解凍し、「theme.txt」ファイルが「/」直下に存在するように、アーカイブファイルを再作成してください。
ファイル名に注意
アーカイブファイル名に使用できる文字は、英数字記号です。日本語が含まれないようにしてください。
1.テーマアーカイブファイルを読み込む
「+」ボタンをクリックします。2.テーマアーカイブファイルの選択
以下の画面が表示されるので、テーマアーカイブファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。3.読み込み完了
以下のようにテーマが読み込まれます。また「Theme」メニューに読み込まれたテーマが追加されます。
もしアーカイブファイル内に「theme.txt」が存在しない場合、以下のエラーが表示されます。
エラーが表示されても読み込み自体は行われます。
「Grub Customizer」からファイルの操作を行うことができます。
4.ファイルの閲覧
アーカイブファイルからファイルが抽出され、アーカイブファイル内のファイルの一覧が左側に表示されます。画像ファイルを選択すると、以下のように右側に画像が表示されます。
同様にテキストファイルを選択すると、以下のように右側にテキストの中身が表示されます。
テキストファイルは閲覧だけでなく、編集することができます。
ただし編集は一時的なものなので、設定を保存しないと反映されません。
GRUB2テーマを削除する
「Grub Customizer」に登録したテーマを「Grub Customizer」から削除します。登録元のアーカイブファイルは削除されません。