論理ボリュームを指定してアレイを停止するコマンドの例
論理ボリュームを指定してアレイを停止するコマンドの例です。環境について
以下のアレイを作成した環境でコマンドを実行しています。アレイの名称は「RAID1Array」です。
アレイの状況
作成したアレイは開始済みです。アレイの情報を表示すると、以下のようになります。
赤字は今回停止するアレイの情報です。
ubuntu@vb-ubuntu1310:~$ cat /proc/mdstat
Personalities : [linear] [multipath] [raid0] [raid1] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10]
md127 : active raid1 sdd2[0] sdf2[3] sde2[1]
100224 blocks super 1.2 [3/3] [UUU]
unused devices: <none>
Personalities : [linear] [multipath] [raid0] [raid1] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10]
md127 : active raid1 sdd2[0] sdf2[3] sde2[1]
100224 blocks super 1.2 [3/3] [UUU]
unused devices: <none>
コマンドの実行
論理ボリュームのデバイスファイルを指定して、以下のコマンドを実行します。各オプションの説明は「論理ボリュームを指定してアレイを停止するコマンドの説明」を参考にしてください。
sudo mdadm --stop /dev/md/RAID1Array
コマンドの実行結果
以下のように実行結果が表示されます。
ubuntu@vb-ubuntu1310:~$ sudo mdadm --stop /dev/md/RAID1Array
mdadm: stopped /dev/md/RAID1Array
mdadm: stopped /dev/md/RAID1Array
アレイの確認
アレイ停止後、アレイの情報を表示して状況を確認します。
ubuntu@vb-ubuntu1310:~$ cat /proc/mdstat
Personalities : [linear] [multipath] [raid0] [raid1] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10]
unused devices: <none>
Personalities : [linear] [multipath] [raid0] [raid1] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10]
unused devices: <none>
アレイが停止したことが分かります。