UEFIのPCにUbuntu 14.04 インストールする(ライブメディアから起動 〜 インストールの種類の選択)
UEFIで起動するPCにUbuntu 14.04 インストールします。UEFIについて
UEFIについては以前紹介しているので、以下を参考にしてください。- UEFIとセキュアブートについて・UEFI環境でOSを起動するOSローダー・UEFI対応PCとBIOS対応PC
- UbuntuとUEFI・UEFIに対応しているUbuntuのバージョン・ライブメディアのファイルシステムについて・WindowsやUEFIの起動時間短縮機能について
ライブメディアからUbuntuを起動すれば、BIOSで起動しているのか、UEFIで起動しているのかすぐ分かります。
1.UEFIブートマネージャーの確認
現状のUEFIのブートマネージャーを確認しておきます。Ubuntuはまだインストールしていないため、「ubuntu」の項目はありません。
2.ライブメディアから起動
ライブメディアからUbuntuを起動し、デスクトップ画面を表示します。3.インストーラーの起動
デスクトップ画面が表示されたら、左上の「Install Ubuntu 14.04 LTS」アイコンをダブルクリックします。4.言語の選択
以下のように「Welcome」画面が表示されます。4-1.言語の選択
左側の言語一覧から「日本語」を選択します。4-2.日本語の選択
以下のように「日本語」を選択します。「日本語」を選択したら「続ける」ボタンをクリックします。
5.Ubuntuのインストール準備
以下の画面が表示されます。ここではインストールのチェックと、インストールオプションの選択を行います。
最低6.4GBのディスクの空き容量があること
HDDの空き容量の確認が行われ、問題がなければチェックマークが表示されます。インターネットに接続されていること
インターネットに接続されているかチェックが行われ、インターネットに接続されていればチェックマークが表示されます。もしインターネットに接続されていない場合、バツマークが表示されます。
インターネットに接続されていなくても、Ubuntuのインストールは可能です。
その場合、後でアップデートと日本語の言語パックをインストールするなどの作業が必要になります。
インストール中にアップデートをダウンロードする
チェックをオンにすると、ソフトウェアのアップデートをインストール中に行います。チェックをオンにしておくことをお勧めします。
ただし、インターネットに接続されていない場合は、チェックをオンにすることはできません。
サードパーティーのソフトウェアをインストールする
Adobe Flashなどのサードパーティーのソフトウェアをインストールします。チェックをオンにしておくことをお勧めします。
ただし、インターネットに接続されていない場合は、チェックをオンにすることはできません。
後からインストールすることも可能です。
設定を行ったら、「続ける」ボタンをクリックします。
6.インストールの種類の選択
以下の画面が表示されます。ここではどのようにインストールを行うのか、選択します。
以下の画面が表示されます。
6-1.インストール方法の選択
ここではどのようにインストールを行うのか、選択します。インストーラーに任せて、自動的にパーティションの作成や設定を行うこともできますし、自分でパーティションの作成や設定を行うこともできます。
表示される選択肢は、環境により異なります。
例えばすでにUbuntuやWindowsがインストールされている場合、共存してインストールする選択肢が追加されます。
6-2.自分でパーティションの作成や設定を行う
ここでは例として、自分でパーティションの作成や設定を行い、インストール先を指定します。「それ以外」を選択して「続ける」ボタンをクリックします。
「UEFIのPCにUbuntu 14.04 インストールする(パーティションの作成 〜 ブートローダーの設定)」に続きます。