gedit
「gedit」はテキストの閲覧や編集を行うテキストエディターです。Ubuntuでは、標準のテキストエディターとして「gedit」を採用しています。
タブ表示に対応しており、複数のテキストをタブで管理することができます。
また別々のウィンドウで複数のテキストを表示することもできます。
「gedit」では、テキストの管理単位をドキュメントと表現します。
Windowsでいうところの「メモ帳」に相当するアプリですが、メモ帳よりも多機能で、プラグインによる機能の拡張も可能です。
アプリ名は「gedit」です。
geditのインストール
「gedit」のインストールです。「Ubuntuソフトウェアセンター」を起動し、「gedit」で検索します。
「インストール」ボタンをクリックします。
geditの起動
「gedit」の起動です。Dashホームを開き、以下のように起動します。
Nautilusからテキストファイルを開く
Ubuntuではテキストファイルに「gedit」が関連付けられています。「Nuatilus」からテキストファイルをダブルクリックすれば、「gedit」が起動し、テキストファイルの中身を表示できます。
geditのUI構成
「gedit」のUI構成です。1.ツールバー
ドキュメントの作成や保存、検索など様々なボタンが並びます。ツールバーの表示は、「表示」メニューの「ツールバー」をクリックすることで、表示・非表示を切り替えることができます。
2.ドキュメント
現在編集中のドキュメントが表示されます。3.ステータスバー
「gedit」の状態を表示するステータスバーです。ステータスバーの表示は、「表示」メニューの「ステータスバー」をクリックすることで、表示・非表示を切り替えることができます。
4.キャレット位置の情報
キャレット(文字を入力する場所を示す「I」)がある行と列が表示されます。5.入力モード
文字の入力モードが表示されます。入力モードは「Ins」キーを押すと交互に切り替わります。
挿入
キーボードから入力された文字をキャレットの位置に挿入するモードです。上書き
キーボードから入力された文字をキャレットの位置に上書き入力していくモードです。以下のように「上書き」と表示され、キャレットの形状が■に変わります。
ドキュメントを新規に作成する
ドキュメントを新規に作成します。1.新規作成
「ファイル」メニューを開き、「新規」をクリックします。「Ctrl + N」キーを押しても良いです。
ツールバーから「新規」ボタンをクリックして、ドキュメントを新規に作成することもできます。
2.作成完了
以下のようにドキュメントが新規に作成されます。タブで管理されるため、さらにドキュメントを作成すれば以下のように右側にタブが追加されドキュメントが作成されます。
ドキュメントを作成しただけではファイルに関連付けられません。
ドキュメントをファイルに保存した時に、ドキュメントがファイルに関連付けられます。