UEFIのPCにKubuntu 14.10をインストールする(パーティションの作成~ブートローダーの設定)
UEFIで起動するPCにKubuntu 14.10をインストールします。「UEFIのPCにKubuntu 14.10をインストールする(パーティションの作成 〜 ブートローダーの設定)」の続きです。
12.タイムゾーンの設定
以下の画面が表示されるので、タイムゾーンの設定を行います。既定で東京になっているはずですので、そのまま「続ける」ボタンをクリックします。
もし海外に住んでいる場合、その地域を地図上から選択し該当する地域名を設定してください。
13.キーボードレイアウトの選択
キーボードレイアウト(キー配列)の選択を行います。左側のリストから言語や地域等を選択し、右側のリストから該当するキーボードレイアウトを選択します。
キーボードレイアウトを選択したら「続ける」ボタンをクリックします。
ここでは例として、日本語キーボードを利用しているため「レイアウト」で「Japanese」を選択し、「変種」で「Japanese - Japanese(OADG 109A)」を選択しました。
14.ユーザーアカウント
作成するユーザーアカウントの設定を行います。あなたの名前
ユーザーのフルネームを入力します。インストール後に、設定を変更することができます。
ユーザー名の入力
ユーザー名を入力します。こちらは「あなたの名前」と異なり、Kubuntuがユーザーを一意に識別するIDになります。
入力できる文字は、英数字と一部の記号のみです。
パスワードの入力
ユーザーのパスワードを入力します。ログインする時などに利用されます。
確認のため、2箇所に同じパスワードを入力する必要があります。
インストール後に、設定を変更することができます。
コンピューターの名前
PCのホスト名を入力します。PCのホスト名は、ネットワーク上で表示されるPCの名前です。
英数字及び一部記号が利用できます。
ログイン時にパスワードを要求する
ログイン画面を表示し、ユーザーの選択及びパスワードの入力を求めます。インストール後に、設定を変更することができます。
自動的にログインする
ログイン画面を表示せず、ここで作成したユーザーで自動的にログインします。パスワードの入力も省略されます。
インストール後に、設定を変更することができます。
ホームフォルダを暗号化する
ユーザーのホームフォルダを暗号化します。ユーザーアカウントの設定例
ここでは例として、以下のように設定しました。設定したら「続ける」ボタンをクリックします。
15.インストール開始
これで入力が必要な作業は終わりです。あとはインストールが完了するのを待つだけです。
スライドショーが表示されるので、初めてKubuntuに触れる人は見ておくとよいでしょう。
時間経過で別のスライドが表示されます。
16.インストール完了
インストールが無事完了すると、以下の画面が表示されます。「今すぐ再起動する」ボタンをクリックして、PCを再起動します。
17.ブートメニュー
PCを再起動すると、以下のようにブートメニューが表示されます。「Ubuntu」を選択すると、「Ubuntu GNOME 14.10」が起動します。
18.ログイン
自動ログインを有効にしていない場合、以下のようにログイン画面が表示されます。18-1.ユーザーの選択
「14.ユーザーアカウント」で設定した「あなたの名前」をクリックします。18-2.パスワードの入力
ユーザーのパスワードを入力します。「14.ユーザーアカウント」で設定した「パスワードの入力」を入力します。
パスワードを入力したら、「エンター」キーを押すか、右側の矢印アイコンをクリックします。
注意
パスワードに数値を入力する時は、テンキーからの入力に注意してください。「NumLock」キーが有効になっているかどうか確認しておきましょう。
事前に「NumLock」キーをオンにしておくとよいでしょう。
19.デスクトップ画面の表示
無事何事もなければ、以下のようにデスクトップ画面が表示されます。後は、「日本語環境の構築と確認・インターネットに接続せずKubuntuをインストールした時は」を確認すると良いでしょう。