Sambaの設定を行う
「全般的なプロパティ」タブをクリックすると、Sambaの設定を行うことができます。ドメイン/ワークグループ
このPCが属するSambaのドメイン/ワークグループ名を入力します。基本的に既定の「WORKGROUP」から変更する必要はありません。
ドメイン/ワークグループは、PCのグループを定義するものです。
このマシンはWINSサーバである
チェックをオンにすると、このPCをWINS(Windows Internet Naming Service)サーバーとして動作させます。SamabaにはWINS機能があり、WINSとして動作させることができます。
WINSは、PC名(NetBIOS名)とIPアドレスを変換するDNSのような機能です。
基本的にチェックはオフでよいです。
次のWINSサーバを使う
すでにWINSサーバーが存在している場合、そのWINSサーバーのアドレスを入力します。Sambaのユーザー設定を行う
「ユーザー」タブをクリックすると、Sambaのユーザー設定を行うことができます。Sambaのユーザー
Sambaのユーザーとは、Sambaで共有している共有フォルダーにアクセスできるユーザーの事です。もし共有フォルダーが誰でもアクセスできる状態(ゲストアクセス可)になっていれば、Sambaのユーザーでなくとも共有フォルダーにアクセスすることができます。
しかしセキュリティー上、ゲストアクセス不可にしている共有フォルダーにアクセスするには、このSambaのユーザーで共有フォルダーにアクセスする必要があります。
ユーザー一覧
「ユーザー」タブでは、現在このPCに登録されているUbuntuのユーザーアカウントの一覧が表示されます。一覧の中には、自分で作成していないユーザーアカウントも含まれています。
これはサービスなど一部のソフトウェアが作成したユーザーアカウントです。
これらのユーザーアカウントを使用することはほとんどありません。
チェックがオンになっているユーザー
チェックがオンになっているユーザーは、このPCで共有している共有フォルダーにアクセスできるユーザーです。ゲストアクセスが不可になっている共有フォルダーに他のPCがアクセスするには、チェックがオンになっているユーザーで共有フォルダーにアクセスする必要があります。
SambaとUbuntuのユーザーアカウント
SambaとUbuntuのユーザーアカウントに直接的な結びつけはなく、それぞれが別々に管理されます。しかしユーザーからすれば、Ubuntuでユーザーを作成したら、同じユーザーをSambaでも作成してくれたほうが都合がよいわけです。(手間が省ける)
そこでUbuntuでは、SambaとUbuntuのユーザーアカウントを結びつけるソフトウェアを提供しています。
そのためUbuntuでは、Sambaのユーザー管理を行う必要はありません。
「ユーザー」タブでは、Sambaのユーザーを確認する程度の留め、不用意に変更しないようにしましょう。
Sambaにユーザーを追加する
Sambaにユーザー(アカウント)を追加します。1.ユーザーの選択
Sambaに追加したいユーザーを選択し、チェックボックスをクリックします。2.パスワードの入力
以下の画面が表示されるので、選択したユーザーに設定するパスワードを入力します。パスワードの入力は、以下のように「・」で表示されます。
パスワードを入力したら、「OK」ボタンをクリックします。